“人肉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんにく80.0%
フライッシュ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人肉じんにくを食とするか如きも我々の習慣しふくわんより言へはいとふ可き事、寧恐る可き事には有れど、野蠻未開國やばんみかいこくの中にはげんに此風の行はるる所有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
悪魔あくまいまにくほつする、もとむる……ほとけ鬼女きぢよ降伏がうぶくしてさへ、人肉じんにくのかはりにと、柘榴ざくろあたへたとふではいか。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いや、たしかそれに、人肉フライッシュではなくフィッシュだったはずですがね。しかし、その不思議な魚が近づいて来たために、かえってクリヴォフ夫人は、貴女がたの想像とは反対の方向に退軍を
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いやきっと、あいつは人肉フライッシュきなんでしょうよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)