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『ひとでなし』
ふりがな文庫
『
ひとでなし
(
)
』
本所石原町の大川端で、二人の男が話しこんでいた。すぐ向うに渡し場があり、対岸の浅草みよし町とのあいだを、二はいの渡し舟が往き来しており、乗る客やおりる客の絶えまがないため、河岸に二人の男がしゃがんだまま話していても、かくべつ人の注意をひくよ …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」1958(昭和33)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
羞
(
はに
)
悪
(
あ
)
苛
(
いら
)
灯
(
あかり
)
捉
(
つか
)
水面
(
みのも
)
銅
(
あか
)
捲
(
まく
)
葱
(
ねぎ
)
蒼
(
あお
)
草臥
(
くたび
)
芯
(
しん
)
艶
(
つや
)
舐
(
な
)
膳
(
ぜん
)
肘
(
ひじ
)
老舗
(
しにせ
)
縹緻
(
きりょう
)
紬縞
(
つむぎじま
)
素袷
(
すあわせ
)
端唄
(
はうた
)
砂埃
(
すなぼこり
)
睨
(
にら
)
真鍮
(
しんちゅう
)
盃
(
さかずき
)
痩
(
や
)
牢
(
ろう
)
燗
(
かん
)
負目
(
おいめ
)
鴨
(
かも
)
鬢盥
(
びんだらい
)
駕籠
(
かご
)
餝屋
(
かざりや
)
顎
(
あご
)
頷
(
うなず
)
銅壺
(
どうこ
)
釘
(
くぎ
)
遮
(
さえぎ
)
躯
(
からだ
)
跼
(
かが
)
賭場
(
とば
)
蒔絵
(
まきえ
)
諦
(
あきら
)
諄
(
くど
)
訝
(
いぶか
)
訛
(
なま
)
訊
(
き
)
覗
(
のぞ
)
裏店
(
うらだな
)
衿巻
(
えりまき
)
蝶足
(
ちょうあし
)
蝶番
(
ちょうつがい
)
溜息
(
ためいき
)
呻
(
うめ
)
庖丁
(
ほうちょう
)
山鳩
(
やまばと
)
尤
(
もっと
)
寄場
(
よせば
)
土塀
(
どべい
)
囁
(
ささや
)
噂
(
うわさ
)
喧嘩
(
けんか
)
喉
(
のど
)
善
(
よ
)
啜
(
すす
)
庫裡
(
くり
)
呟
(
つぶや
)
可笑
(
おか
)
博奕
(
ばくち
)
半纒
(
はんてん
)
処
(
ところ
)
凌
(
しの
)
兇状
(
きょうじょう
)
元結
(
もとゆい
)
俯向
(
うつむ
)
伴
(
つ
)
伐
(
き
)
枷
(
かせ
)
仰
(
おっ
)
津
(
つ
)
洒落
(
しゃれ
)
河岸
(
かし
)
歪
(
ゆが
)
正
(
まさ
)
檀家
(
だんか
)
業平
(
なりひら
)
梳櫛
(
すきぐし
)
梳
(
す
)
桁
(
けた
)
漕
(
こ
)
昏
(
く
)
撫
(
な
)
搾木
(
しめぎ
)
提灯
(
ちょうちん
)
揃
(
そろ
)
拵
(
こしら
)
抉
(
えぐ
)
憐
(
あわ
)
慥
(
たし
)
惚
(
ほ
)