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『嘘アつかねえ』
ふりがな文庫
『
嘘アつかねえ
(
うそアつかねえ
)
』
浅草の馬道を吉原土堤のほうへいって、つきあたる二丁ばかり手前の右に、山の宿へと続く狭い横丁があった。付近には猿若町とか浅草寺とか新吉原など、遊興歓楽の地が多いので、そのあたりは全般的に活気もあり、家数こそ少ないがかなり繁華でもあった。……し …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール読物」文藝春秋新社、1950(昭和25)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
ちゃん
)
条
(
しま
)
喰
(
た
)
剥
(
む
)
噺
(
ばなし
)
塵芥
(
ごみ
)
定
(
きま
)
尖
(
さき
)
捉
(
つか
)
捲
(
まく
)
擦
(
こす
)
褪
(
さ
)
不味
(
まず
)
仮借
(
かしゃく
)
佗
(
わび
)
俯向
(
うつむ
)
傾
(
かし
)
凌
(
しの
)
凛寒
(
りんかん
)
凭
(
もた
)
勿体
(
もったい
)
半刻
(
はんとき
)
却
(
かえ
)
吃驚
(
びっくり
)
合壁
(
がっぺき
)
呆
(
あき
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呷
(
あお
)
咳
(
せき
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
土堤
(
どて
)
夜鷹
(
よたか
)
太息
(
といき
)
太腿
(
ふともも
)
姐
(
ねえ
)
嬶
(
かかあ
)
寧
(
むし
)
尻尾
(
しっぽ
)
巷
(
ちまた
)
帝釈
(
たいしゃく
)
帷子
(
かたびら
)
年増
(
としま
)
廓
(
くるわ
)
想
(
おも
)
括
(
くく
)
拳骨
(
げんこつ
)
掴
(
つか
)
撫
(
な
)
暫
(
しばら
)
曳
(
ひ
)
桶屋
(
おけや
)
此処
(
ここ
)
歪
(
ゆが
)
水溜
(
みずたま
)
汲
(
く
)
温和
(
おとな
)
濁酒
(
どぶろく
)
点睛
(
てんせい
)
焚
(
た
)
焼酎
(
しょうちゅう
)
煽
(
あお
)
燗
(
かん
)
狡猾
(
こうかつ
)
生業
(
なりわい
)
痩
(
や
)
盃
(
さかずき
)
相槌
(
あいづち
)
眩暈
(
めまい
)
睨
(
にら
)
稼
(
かせ
)
箸
(
はし
)
紊
(
みだ
)
紐
(
ひも
)
絽
(
ろ
)
緞帳
(
どんちょう
)
罵
(
ののし
)
罵詈
(
ばり
)
美味
(
うま
)
耽
(
ふけ
)
肚
(
はら
)
肴
(
さかな
)
臍
(
へそ
)
艶
(
つや
)
草鞋
(
わらじ
)
落魄
(
らくはく
)
葭簾
(
よしず
)
蒼黒
(
あおぐろ
)
虚
(
むな
)
褒
(
ほ
)
覗
(
のぞ
)
諄
(
くど
)
諦
(
あきら
)
跨
(
また
)
蹴
(
け
)
躓
(
つまず
)
躯
(
からだ
)