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しゆうかん
ふりがな文庫
“
習慣
(
しゆうかん
)” の例文
ちょっと
見
(
み
)
たゞけでは、わかつたようでわからぬ
歌
(
うた
)
です。
同
(
おな
)
じような
句
(
く
)
が
重
(
かさ
)
なつてゐると、
自然
(
しぜん
)
片一方
(
かたいつぽう
)
の
方
(
ほう
)
は、
一部分
(
いちぶぶん
)
略
(
りやく
)
する
習慣
(
しゆうかん
)
があります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かように
三種
(
さんしゆ
)
の
竝
(
なら
)
べ
方
(
かた
)
によつて、
私共
(
わたしども
)
見物人
(
けんぶつにん
)
はスエーデンの
風俗
(
ふうぞく
)
や
習慣
(
しゆうかん
)
の
特質
(
とくしつ
)
を
十分
(
じゆうぶん
)
にいろ/\の
方面
(
ほうめん
)
から
研究
(
けんきゆう
)
することが
出來
(
でき
)
るようになつてをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
霧島火山
(
きりしまかざん
)
はこの
二
(
ふた
)
つの
活火口
(
かつかこう
)
で
交互
(
こうご
)
に
活動
(
かつどう
)
するのが
習慣
(
しゆうかん
)
のように
見
(
み
)
えるが、
最近
(
さいきん
)
までは
御鉢
(
おはち
)
が
活動
(
かつどう
)
してゐた。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
たゞ
今
(
いま
)
でも
馬來半島
(
まれいはんとう
)
のある
野蠻人種
(
やばんじんしゆ
)
は、
木
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
の
上
(
うへ
)
に
家
(
いへ
)
を
作
(
つく
)
つて
住
(
す
)
んでゐますが、これなどは、
今
(
いま
)
言
(
い
)
つたように、
人間
(
にんげん
)
がぢかに
森林
(
しんりん
)
の
中
(
なか
)
にゐた
習慣
(
しゆうかん
)
が
殘
(
のこ
)
り
傳
(
つた
)
はつた
面白
(
おもしろ
)
い
一例
(
いちれい
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
それにも、うきねといふ
言葉
(
ことば
)
に
憂
(
う
)
きといふ
厭
(
いや
)
な、
情
(
なさけ
)
ない
悲觀
(
ひかん
)
すべき
意味
(
いみ
)
の
言葉
(
ことば
)
が、
音
(
おん
)
から
感
(
かん
)
じられる
習慣
(
しゆうかん
)
になつてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
昔
(
むかし
)
からの
傳
(
つた
)
へによりますと、
垂仁天皇
(
すいにんてんのう
)
の
時
(
とき
)
に、
天皇
(
てんのう
)
の
御弟倭彦命
(
おんおとうとやまとひこのみこと
)
が
薨去
(
こうきよ
)
になつた
際
(
さい
)
、その
頃
(
ころ
)
貴人
(
きじん
)
が
死
(
し
)
ぬと、
家臣
(
かしん
)
などが
殉死
(
じゆんし
)
といつて、お
伴
(
とも
)
に
死
(
し
)
ぬ
習慣
(
しゆうかん
)
がありましたので
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
そこで
偶
(
たま/\
)
地震
(
ぢしん
)
でも
起
(
おこ
)
ると
兒童
(
じどう
)
は
逃
(
に
)
げ
惑
(
まど
)
ひ、そこらにある
立木
(
たちき
)
或
(
あるひ
)
は
石燈籠
(
いしどうろう
)
にしがみつく。これは
恐
(
おそ
)
らくかういふ
場合
(
ばあひ
)
、
保護者
(
ほごしや
)
の
膝
(
ひざ
)
にしがみつく
習慣
(
しゆうかん
)
から
斯
(
か
)
く
導
(
みちび
)
かれるものであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
その
習慣
(
しゆうかん
)
は、
旅行
(
りよこう
)
をしないでも、
一年
(
いちねん
)
のうちに、かならず
一回以上
(
いつかいゝじよう
)
は、
自然
(
しぜん
)
の
村
(
むら
)
にゐて
行
(
おこな
)
うたものでした。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これはスエーデンの
土地
(
とち
)
の
風俗
(
ふうぞく
)
や
習慣
(
しゆうかん
)
などを
示
(
しめ
)
す
博物館
(
はくぶつかん
)
であつて、ハゼリウスといふ
一人
(
ひとり
)
の
熱心
(
ねつしん
)
な
人
(
ひと
)
が、
古
(
ふる
)
い
風俗
(
ふうぞく
)
や
品物
(
しなもの
)
がだん/\
亡
(
ほろ
)
びて
行
(
ゆ
)
くのを
悲
(
かな
)
しんで、
初
(
はじ
)
めはわづかの
品物
(
しなもの
)
を
集
(
あつ
)
め
出
(
だ
)
し
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“習慣”の解説
習慣(しゅうかん、en: habit, custom)とは、
日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
(心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。
(出典:Wikipedia)
習
常用漢字
小3
部首:⽻
11画
慣
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“習慣”で始まる語句
習慣的
習慣上
習慣通