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有
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あつ
ふりがな文庫
“
有
(
あつ
)” の例文
照
(
てら
)
し
行列
(
ぎやうれつ
)
正
(
たゞ
)
しく出仕有に程なく夜も
明渡
(
あけわた
)
り役人方
揃
(
そろ
)
はれしかば
稍
(
やゝ
)
有
(
あつ
)
て嘉川主税之助一件の者共
呼込
(
よびこみ
)
になり武家の分は玄關にて大小を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
此處
(
こゝ
)
らんとこに
塊
(
かたまり
)
有
(
あつ
)
たのがだが、それつきり
何處
(
どこ
)
さか
行
(
い
)
つちやつたな、それから
俺
(
お
)
れはあ、ようまづなんざ
譯
(
わき
)
あねえつちつてんだ」
彼
(
かれ
)
の
手先
(
てさき
)
が
脊椎
(
せきずゐ
)
に
近
(
ちか
)
く
觸
(
ふ
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
しかし、
僕
(
ぼく
)
は
決
(
けつ
)
してさういふ
輕薄
(
けいはく
)
な
心
(
こゝろ
)
を
以
(
もつ
)
て
言
(
い
)
ふのではないのです。
若
(
も
)
し
諸君
(
しよくん
)
の
中
(
うち
)
、
僕
(
ぼく
)
と
同
(
おな
)
じく
大島小學校
(
おほしませうがくかう
)
に
居
(
を
)
られた
方
(
かた
)
が
有
(
あつ
)
たなら、
矢張
(
やはり
)
僕
(
ぼく
)
と
同
(
おな
)
じやうな
情
(
じやう
)
を
持
(
もた
)
れるだらうと
信
(
しん
)
じます。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
自分の所為に対しては、如何に面目なくつても、徳義上の責任を負ふのが当然だとすれば、
外
(
ほか
)
に何等の利益がないとしても、御互の間に
有
(
あつ
)
た事丈は平岡君に話さなければならないでせう。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
お
前
(
まへ
)
みたやうのが百
人
(
にん
)
中間
(
なかま
)
に
有
(
あつ
)
たとて
少
(
ちつ
)
とも
嬉
(
うれ
)
しい
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い、
着
(
つ
)
きたい
方
(
はう
)
へ
何方
(
どこ
)
へでも
着
(
つ
)
きねへ、
己
(
お
)
れは
人
(
ひと
)
は
頼
(
たの
)
まない
眞
(
ほん
)
の
腕
(
うで
)
ッこで一
度
(
ど
)
龍華寺
(
りうげじ
)
とやりたかつたに、
他處
(
よそ
)
へ
行
(
ゆ
)
かれては
仕方
(
しかた
)
が
無
(
な
)
い
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
誰
有
(
あつ
)
て動く者無し。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
震
(
ふる
)
はして申立てけるに其時檢使は彼場所に傘捨有りし傘を
出
(
いだ
)
され其方此傘に覺え有りやと見せらるれば長庵涙を
拂
(
はら
)
ひて
倩々
(
つく/″\
)
と
打詠
(
うちなが
)
め暫く
有
(
あつ
)
て小膝を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
誰
有
(
あつ
)
て動く者無し。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
預
(
あづけ
)
るぞと
殘
(
のこ
)
る處無く
差※
(
さしづ
)
有
(
あつ
)
て原田大右衞門歸宅致しける
依
(
よつ
)
て
公儀
(
おかみ
)
の
御詮議
(
ごせんぎ
)
は
行屆
(
ゆきとゞ
)
きしものなりと人々感心したりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“有”の意味
《名詞》
(あり)存在すること。主に表やリストの中で 無 と対比して用いる。
《動詞》
(あ-り)ある。もつ。
(出典:Wiktionary)
“有”の解説
有(う、sa: bhava)とは、仏教用語で衆生としての生存、存在状態を表すことばである。
(出典:Wikipedia)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“有”を含む語句
所有
難有
有合
有難
有無
有名
有之候
仰有
有様
有之
中有
有情
有所
未曾有
有明
希有
有為
有仰
有司
有平糖
...