“打詠”の読み方と例文
読み方割合
うちなが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるはして申立てけるに其時檢使は彼場所に傘捨有りし傘をいだされ其方此傘に覺え有りやと見せらるれば長庵涙をはらひて倩々つく/″\打詠うちながめ暫くあつて小膝を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とり何喰なにくはぬ顏にて是は久八殿何所へゆかるゝや私しは千住の天王樣へ朝參りの歸りなりと云ふ久八熟々つく/″\打詠うちながなみだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
進めて驚怖おどろきながら久八のかほをじろ/\と打詠うちながめ居たりしが今六右衞門がことばきれたるを見ておそれながら申上ますと正面へ進み出やがて越前守殿に向ひ久八事私し二男千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)