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日外
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いつぞや
ふりがな文庫
“
日外
(
いつぞや
)” の例文
「僕は有望だと思っています。
日外
(
いつぞや
)
学校から発電所を見学に行きましたが、丁度あんな風な滝のところでしたよ。あれよりも小さかったです」
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
聞
(
きゝ
)
しなれば少しは心の
亂
(
みだ
)
れもせん此度吾助が兄君を
害
(
がい
)
せしは
皆
(
みな
)
我身
(
わがみ
)
より起りしことと思はるゝなり其の
譯
(
わけ
)
は
日外
(
いつぞや
)
よりして吾助事我が身に
度々
(
たび/\
)
不義を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何
(
ど
)
うも
宿泊人
(
とまり
)
がなくつては
仕
(
し
)
やうがない、
何
(
なん
)
とか
旨
(
うま
)
い
工夫
(
くふう
)
は
無
(
な
)
いものか
知
(
し
)
ら……ウム、
日外
(
いつぞや
)
お
説教
(
せつけう
)
で聞いた事が
有
(
あ
)
る
釈迦如来
(
しやかによらい
)
のお
弟子
(
でし
)
に
槃特
(
はんどく
)
と
云
(
い
)
ふがあつて
(和)茗荷
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
男というものにはそれがちっとも分らぬわいの。(櫃の
傍
(
そば
)
にて。)この櫃の隅はまだ尖っているやら。
日外
(
いつぞや
)
、あの子がここで頭を打って血を出した事がある。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
鬼神でない一介の婦女子だから、敢て詰責するにも当らないが、俺は
苦苦
(
にがにが
)
しく思つたり、片腹痛く感じたりすることがないでもない。
日外
(
いつぞや
)
もかう云ふ事があつた。
畜生道
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
▼ もっと見る
日外
(
いつぞや
)
一度取調べられてから、どことなく底気味の悪い刑事だと思っていた根岸が、時も時、ひょっこり眼の前に立っていたのだから、浅田の驚きは大抵でなかった。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
日外
(
いつぞや
)
の凌雲院の仕事の時も鐵や慶を
対
(
むかう
)
にして詰らぬことから喧嘩を初め、鐵が肩先へ大怪我をさした其後で鐵が親から泣き込まれ、嗚呼悪かつた気の毒なことをしたと後悔しても此方も貧的
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「僕は
日外
(
いつぞや
)
ふと孔明の事を考えて、涙が出て仕方がなかった。」
The Affair of Two Watches
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
日外
(
いつぞや
)
戴いて帰りましたあの柿の
核
(
たね
)
から生りましたので……」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
怪
(
あやし
)
みて
或博士
(
あるはかせ
)
に
占
(
うらな
)
はするに
日外
(
いつぞや
)
罪
(
つみ
)
無
(
なく
)
して殺されたる嫁の
祟
(
たゝ
)
り成んと云ければ鎭臺には大に駭かれ
塚
(
つか
)
を
建
(
たて
)
て是を
祀
(
まつ
)
り訴へたる娘を罪に行ひ
前
(
さき
)
の鎭臺の官を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此噺
(
このはなし
)
日外
(
いつぞや
)
下
(
しも
)
の
日待
(
ひまち
)
の
時
(
とき
)
開始
(
ひらきはじ
)
めしより、いざや一
会
(
くわい
)
催
(
もよほ
)
さんと、
四方赤良大人
(
よものあからうし
)
、
朱楽管江大人
(
あけらくわんかううし
)
、
鹿都辺真顔
(
しかつべまがほ
)
、
大屋
(
おほや
)
の
裏住
(
うらずみ
)
、
竹杖
(
たけづゑ
)
の
為軽
(
すがる
)
、つむりの光、
宿屋
(
やどや
)
の
飯盛
(
めしもり
)
を始めとして
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女中や
出入
(
でいり
)
のものには三十代に見える。
日外
(
いつぞや
)
夫人を操さんの姉さんと思い違えた運転手は多大のチップに有りついた。それほどお若い大奥さんを婆と呼ぶのは
叛逆
(
はんぎゃく
)
に等しい。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
働
(
はたら
)
かば後の
始末
(
しまつ
)
が
面倒
(
めんだう
)
ならん
寧
(
いつ
)
そ
翌日
(
あした
)
は
暗
(
くら
)
きに
立
(
たゝ
)
せん
然
(
さう
)
じや/\と
打
(
うち
)
點頭
(
うなづき
)
獨
(
ひと
)
り
笑
(
ゑみ
)
つゝ取出す
傘
(
かさ
)
は
日外
(
いつぞや
)
同町に
住居
(
すまひ
)
する
藤崎
(
ふぢさき
)
道
(
だう
)
十郎が忘れて行しを幸ひなりと
隱
(
かく
)
し
置
(
おき
)
夜
(
よ
)
の
更
(
ふけ
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はいお
父
(
とっ
)
さんか
始
(
はじめ
)
てお目に懸ったが実は
日外
(
いつぞや
)
私
(
わし
)
が数寄屋河岸を通り掛るとお前の娘子が
私
(
わたくし
)
も親の病中其の日に困り親共には
内々
(
ない/\
)
で
斯様
(
かよう
)
な処へ出て袖乞をすると言って涙を
溢
(
こぼ
)
して袖に縋られ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
日外
(
いつぞや
)
は失礼致しました。
今日
(
こんにち
)
はお兄さまからお招きにあずかりまして」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
染々
(
しみ/″\
)
未
(
いま
)
だお目通りは致しませんが、
日外
(
いつぞや
)
あの五六年以前、
大夫
(
たいふ
)
が御出府の
折
(
おり
)
にお目通りを致した事がありますと申し、斯様な見苦しい処ではござるが、一度御尊来を願いたいと申して居ったので
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
日外
(
いつぞや
)
重役の星野さんが何かの
機会
(
きっかけ
)
で
社長秘書
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
重さん逃げてはいけねえよ、
日外
(
いつぞや
)
の怪しい侍の手下かも知れねえ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
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日外中