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合點
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がつてん
ふりがな文庫
“
合點
(
がつてん
)” の例文
新字:
合点
つけられて惡漢どもよし/\
合點
(
がつてん
)
承知の濱と遂ひに懷劔を
捻取
(
もぎと
)
りつゝ手どり足どり
旋々
(
くる/\
)
まき
強情
(
しぶとひ
)
婀魔
(
あま
)
めと
引摺
(
ひきずり
)
來
(
き
)
て
捻
(
ねぢ
)
つけ駕籠へ入れんとするを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
細
(
ほそ
)
い
笛
(
ふえ
)
の
音
(
ね
)
で、やがて
木賃宿
(
きちんやど
)
の
行燈
(
あんどう
)
の
中
(
なか
)
へ
消
(
き
)
えるのであらうと、
合點
(
がつてん
)
して、
坂上
(
さかがみ
)
も
稍
(
やゝ
)
もの
言
(
い
)
ひが
穩
(
おだや
)
かに
成
(
な
)
つたのである。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
斯樣
(
かやう
)
すれば
惡
(
わる
)
い、
何故
(
なにゆゑ
)
に
惡
(
わる
)
いかといふ
點
(
てん
)
を
自分
(
じぶん
)
の
心
(
こゝろ
)
に
問
(
と
)
はせて
見
(
み
)
て、
自分
(
じぶん
)
で
其理由
(
そのりいう
)
を
發明
(
はつめい
)
し、
成程
(
なるほど
)
これは
善
(
よ
)
い、
惡
(
わる
)
いといふ
處
(
ところ
)
を
自分
(
じぶん
)
に
合點
(
がつてん
)
せしむる。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
『イヤ、
全
(
まつた
)
く
意外
(
ゐぐわい
)
です。』と
私
(
わたくし
)
は
進寄
(
すゝみよ
)
つた。
斯
(
かゝ
)
る
塲合
(
ばあひ
)
だから、
勿論
(
もちろん
)
委
(
くわ
)
しい
事
(
こと
)
は
語
(
かた
)
らぬが、
船
(
ふね
)
の
沈沒
(
ちんぼつ
)
から
此
(
この
)
島
(
しま
)
へ
漂着
(
へうちやく
)
までの
大略
(
あらまし
)
を
告
(
つ
)
げると、
大佐
(
たいさ
)
も
始
(
はじ
)
めて
合點
(
がつてん
)
の
色
(
いろ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「
合點
(
がつてん
)
」
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
合點
(
がつてん
)
と、
乘
(
の
)
せるのでないから、そのまゝ
荷車
(
にぐるま
)
を
道端
(
みちばた
)
にうつちやつて、
手
(
て
)
をひくやうにしておくり
屆
(
とゞ
)
けた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
取より早くオヽ
合點
(
がつてん
)
と受止つゝ
強氣
(
がうき
)
無慚
(
むざん
)
に打合に年は寄ても
我慢
(
がまん
)
の九郎兵衞茲に
專途
(
せんど
)
と戰へども
血氣
(
けつき
)
盛
(
さか
)
んの曲者に
薙立
(
なぎたて
)
られて
堪得
(
たまりえ
)
ず流石の九郎兵衞
蹣々
(
よろ/\
)
と
蹌
(
よろめ
)
く處を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これだけの
人參
(
にんじん
)
、
一人
(
ちよつと
)
觸
(
さは
)
つて
一舐
(
ひとな
)
めしても
大抵
(
たいてい
)
な
病人
(
びやうにん
)
は
助
(
たす
)
かる。で、それだけ
代物
(
しろもの
)
が
減
(
へ
)
る、
合點
(
がつてん
)
か。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
云な
肴
(
さかな
)
が
無
(
なく
)
て
呑
(
のま
)
れるものか又骨折は別だぞと云中お節も出來たるに女房娘を始めとして皆々
門
(
かど
)
へ送り出
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
は駕籠に付サア/\急いで
遣
(
やつ
)
て
呉
(
くれ
)
と云に何れも
合點
(
がつてん
)
と二
挺
(
ちやう
)
の駕籠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「それ、
頭
(
あたま
)
が
危
(
あぶな
)
いわ。」「
合點
(
がつてん
)
だ。」といふ
下
(
した
)
から、コツン。おほゝゝほ。「あゝ
殘念
(
ざんねん
)
だ、
後姿
(
うしろすがた
)
だ。いや、えり
脚
(
あし
)
が
白
(
しろ
)
い。」といふ
所
(
ところ
)
を、シヤンに
振向
(
ふりむ
)
かれて、
南無三寶
(
なむさんばう
)
。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「トおいでなすつた、
合點
(
がつてん
)
だ。」
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
點
部首:⿊
17画
“合點”で始まる語句
合點々々