“がつてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
合點64.3%
合点35.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯樣かやうすればわるい、何故なにゆゑわるいかといふてん自分じぶんこゝろはせてて、自分じぶん其理由そのりいう發明はつめいし、成程なるほどこれはい、わるいといふところ自分じぶん合點がつてんせしむる。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
『イヤ、まつた意外ゐぐわいです。』とわたくし進寄すゝみよつた。かゝ塲合ばあひだから、勿論もちろんくわしいことかたらぬが、ふね沈沒ちんぼつからこのしま漂着へうちやくまでの大略あらましげると、大佐たいさはじめて合點がつてんいろ
「青雲の志ある者の軽々しく口にすべき語にあらず」とは燕雀生の独り合点がつてんなり。
念仁波念遠入礼帖 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
僕は由来を聞かないで独り合点がつてんをして居た方が一層興味が深かつたと思つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)