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信心
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しん/″\
ふりがな文庫
“
信心
(
しん/″\
)” の例文
また
良
(
い
)
いお
医者
(
いしや
)
に
出会
(
であ
)
ふことも有らうから、夫婦で
茅場町
(
かやばちやう
)
の
薬師
(
やくし
)
さまへ
信心
(
しん/″\
)
をして、三七、二十一
日
(
にち
)
断食
(
だんじき
)
をして、
夜中参
(
よなかまゐ
)
りをしたら
宜
(
よ
)
からう。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鰯
(
いわし
)
の
天窓
(
あたま
)
も
信心
(
しん/″\
)
から、
其
(
それ
)
でも
命数
(
めいすう
)
の
尽
(
つ
)
きぬ
輩
(
やから
)
は
本復
(
ほんぷく
)
するから、
外
(
ほか
)
に
竹庵
(
ちくあん
)
養仙
(
やうせん
)
木斎
(
もくさい
)
の
居
(
ゐ
)
ない
土地
(
とち
)
、
相応
(
さうおう
)
に
繁昌
(
はんじやう
)
した。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
棚
(
たな
)
から
落
(
お
)
ちる
牡丹
(
ぼた
)
餅
(
もち
)
を
待
(
ま
)
つ
者
(
もの
)
よ、
唐様
(
からやう
)
に
巧
(
たく
)
みなる
三代目
(
さんだいめ
)
よ、
浮木
(
ふぼく
)
をさがす
盲目
(
めくら
)
の
亀
(
かめ
)
よ、
人参
(
にんじん
)
呑
(
の
)
んで
首
(
くび
)
縊
(
く〻
)
らんとする
白痴
(
たはけ
)
漢
(
もの
)
よ、
鰯
(
いわし
)
の
頭
(
あたま
)
を
信心
(
しん/″\
)
するお
怜悧
(
りこう
)
連
(
れん
)
よ、
雲
(
くも
)
に
登
(
のぼ
)
るを
願
(
ねが
)
ふ
蚯蚓
(
み〻ず
)
の
輩
(
ともがら
)
よ
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
されば人は
常
(
つね
)
に
神仏
(
かみほとけ
)
を
信心
(
しん/″\
)
して
悪事
(
あくじ
)
災難
(
さいなん
)
を
免
(
まぬか
)
れん事をいのるべし。
神仏
(
かみほとけ
)
を
信
(
しん
)
ずる心の
中
(
うち
)
より悪心はいでぬもの也。悪心の
无
(
なき
)
が
災難
(
さいなん
)
をのがるゝ第一也とをしへられき。今も
猶
(
なほ
)
耳
(
みゝ
)
に残れり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
殊
(
こと
)
に
娘
(
むすめ
)
が十六七、
女盛
(
をんなざかり
)
となつて
来
(
き
)
た
時分
(
じぶん
)
には、
薬師様
(
やくしさま
)
が
人助
(
ひとだす
)
けに
先生様
(
せんせいさま
)
の
内
(
うち
)
へ
生
(
うま
)
れてござつたといつて、
信心
(
しん/″\
)
渇仰
(
かつがう
)
の
善男
(
ぜんなん
)
善女
(
ぜんによ
)
?
病男
(
びやうなん
)
病女
(
びやうぢよ
)
が
我
(
われ
)
も
我
(
われ
)
もと
詰
(
つ
)
め
懸
(
か
)
ける。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
信心
(
しん/″\
)
は
文学者
(
ぶんがくしや
)
即ち
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
の
生命
(
せいめい
)
なれば、
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
鑑賞
(
かんしやう
)
を
辱
(
かたじけな
)
ふするは
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
即ち
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
一期
(
いちご
)
の
栄誉
(
えいよ
)
なれば、之を
非難
(
ひなん
)
するは
畢竟
(
ひつきやう
)
当世
(
たうせい
)
の
文学
(
ぶんがく
)
を
知
(
し
)
らざる者といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
明けてくんなと
云
(
い
)
つて、
私
(
わたし
)
ア
医者
(
いしや
)
ぢやアなし、そんな無理なことを
云
(
い
)
つたツて
私
(
わたし
)
がお
前
(
めへ
)
の
眼
(
め
)
を
明
(
あけ
)
る
訳
(
わけ
)
にはいかないが、苦しい時の
神頼
(
かみだの
)
みてえ事も有るから、二人で
信心
(
しん/″\
)
をして、一生懸命になつたら
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
是
(
これ
)
から一生懸命に
信心
(
しん/″\
)
を始めました。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“信心”の意味
《名詞》
信 心(しんじん)
信仰すること。また、その心。
仏教における誠心。
(出典:Wiktionary)
“信心”の解説
信心(しんじん)とは、神仏を信じる心。また、神仏を信じて祈ることをいう。
(出典:Wikipedia)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“信心”で始まる語句
信心者
信心気
信心参
信心深
信心渇仰