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一條
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いちでう
ふりがな文庫
“
一條
(
いちでう
)” の例文
新字:
一条
君、今ここにわが前に
在
(
い
)
ます。われは、カルメル
山
(
ざん
)
に孤雲を望む牧人の心となりて、君が
御爲
(
おんため
)
にやをら
美
(
うつく
)
しき
一條
(
いちでう
)
の歌を捧げむ
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
嘗
(
か
)
つてユーゴのミゼレハル、
銀器
(
ぎんき
)
を
盜
(
ぬす
)
む
一條
(
いちでう
)
を
讀
(
よ
)
みし
時
(
とき
)
に
其
(
その
)
精緻
(
せいち
)
に
驚
(
おどろ
)
きし
事
(
こと
)
ありしが、この
書
(
しよ
)
載
(
の
)
するところ
恐
(
おそ
)
らく
彼
(
か
)
の
倫
(
りん
)
にあらざるべし。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
すはだしで、その
染殿
(
そめどの
)
の
東
(
ひがし
)
の
門
(
もん
)
より
走
(
はし
)
り
出
(
い
)
で、
北
(
きた
)
ざまに
走
(
はし
)
つて、
一條
(
いちでう
)
より
西
(
にし
)
へ、
西
(
にし
)
の
洞院
(
とうゐん
)
、それから
南
(
みなみ
)
へ、
洞院下
(
とうゐんさがり
)
に
走
(
はし
)
つた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
兒玉
(
こだま
)
は
此席
(
このせき
)
で
同好倶樂部
(
どうかうくらぶ
)
の
一條
(
いちでう
)
を
話
(
はな
)
した、
他
(
た
)
の
二人
(
ふたり
)
は
唯
(
た
)
だ
微笑
(
びせう
)
したばかり、
別
(
べつ
)
に
何
(
なん
)
とも
評
(
ひやう
)
しなかつた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
藤原
道長
(
みちなが
)
の如きは、
一條
(
いちでう
)
、三條、後一條天皇の御代、三十余年にわたつて、政治の最高枢機に
与
(
あづか
)
り、その子
頼通
(
よりみち
)
も、父についで、摂政または関白たること五十余年であつた。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
されば
此度
(
このたび
)
の
一條
(
いちでう
)
は
日本國中
(
につぽんこくちう
)
の
知者
(
ちしや
)
と
馬鹿者
(
ばかもの
)
とを
區別
(
くべつ
)
する
吟味
(
ぎんみ
)
の
問題
(
もんだい
)
といふも
可
(
か
)
なり。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
〔譯〕徳性を尊ぶ、是を以て
問學
(
ぶんがく
)
に
道
(
よ
)
る、即ち是れ徳性を尊ぶなり。先づ其の大なる者を立つれば、則ち其知や
眞
(
しん
)
なり。能く其の知を
迪
(
ふ
)
めば、則ち其功や
實
(
じつ
)
なり。
畢竟
(
ひつきやう
)
一條
(
いちでう
)
路
(
ろ
)
の往來のみ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
あと、ものの
一町
(
いつちやう
)
ばかりは、
眞白
(
まつしろ
)
な
一條
(
いちでう
)
の
路
(
みち
)
が
開
(
ひら
)
けました。——
雪
(
ゆき
)
の
渦
(
うづ
)
が
十
(
と
)
ヲばかりぐる/\と
續
(
つゞ
)
いて
行
(
ゆ
)
く。……
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
良
(
やゝ
)
時
(
とき
)
を
經
(
へ
)
て
乘客
(
じようかく
)
は、
活佛
(
くわつぶつ
)
——
今
(
いま
)
新
(
あら
)
たに
然
(
し
)
か
思
(
おも
)
へる——の
周圍
(
しうゐ
)
に
集
(
あつま
)
りて、
一條
(
いちでう
)
の
法話
(
ほふわ
)
を
聞
(
き
)
かむことを
希
(
こひねが
)
へり。
漸
(
やうや
)
く
健康
(
けんかう
)
を
囘復
(
くわいふく
)
したる
法華僧
(
ほつけそう
)
は、
喜
(
よろこ
)
んで
之
(
これ
)
を
諾
(
だく
)
し、
打咳
(
うちしはぶ
)
きつゝ
語出
(
かたりいだ
)
しぬ。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
條
部首:⽊
11画
“一條”で始まる語句
一條大藏卿