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むかひ
ふりがな文庫
“むかひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迎
38.1%
向
23.8%
對
14.3%
對面
9.5%
前面
4.8%
対
4.8%
對坐
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迎
(逆引き)
三人の
迎
(
むかひ
)
は
来
(
き
)
てゐたが、代助はつい
車
(
くるま
)
を
誂
(
あつら
)
へて置くのを忘れた。面倒だと思つて、
嫂
(
あによめ
)
の
勧
(
すゝめ
)
を
斥
(
しりぞ
)
けて、茶屋の前から電車に乗つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
むかひ(迎)の例文をもっと
(8作品)
見る
向
(逆引き)
乞と
暫
(
しばし
)
縁
(
えん
)
の
下
(
もと
)
に
休
(
やすら
)
ひぬ
餠屋
(
もちや
)
の店には
亭主
(
ていしゆ
)
と思しき男の居たりしかば寶澤其男に
向
(
むかひ
)
申けるは私しは
腹痛
(
ふくつう
)
致し甚だ
難澁
(
なんじふ
)
致せば
藥
(
くすり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
むかひ(向)の例文をもっと
(5作品)
見る
對
(逆引き)
京都へ程近ければ
勿々
(
なか/\
)
危し何れにも
片田舍
(
かたゐなか
)
へ
引込
(
ひつこん
)
で外は工夫せんと思ひしが
兎角
(
とかく
)
心落付ず彼是と考へ居たる中主も歸り來りければ靱負は主に
對
(
むかひ
)
當地は斯土地
柄
(
がら
)
も能事ゆゑ上手なる
易者
(
えきしや
)
あらずやと云ひければ主は
點頭
(
うなづき
)
當所には
名高
(
なだか
)
き
易者
(
えきしや
)
にて
白水翁
(
はくすゐおう
)
と申あり
寔
(
まこと
)
に名人なりと云ひければ
靱負
(
ゆきへ
)
は大きに悦び然らば今日は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
むかひ(對)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
對面
(逆引き)
若しこの堤の
一側
(
かたがは
)
對面
(
むかひ
)
の
側
(
かは
)
より短かゝらずば、彼のことはしらねど、我は全く力盡くるにいたれるなるべし 三四—三六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
むかひ(對面)の例文をもっと
(2作品)
見る
前面
(逆引き)
途
(
みち
)
すがら
前面
(
むかひ
)
の
崖
(
がけ
)
の
処々
(
ところどころ
)
に
躑躅
(
つつじ
)
の残り、山藤の懸れるが、
甚
(
はなは
)
だ興有りと目留まれば、又この
辺
(
あたり
)
殊
(
こと
)
に
谿浅
(
たにあさ
)
く、水澄みて、大いなる
古鏡
(
こきよう
)
の沈める如く、深く
蔽
(
おほ
)
へる
岸樹
(
がんじゆ
)
は陰々として眠るに似たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
又その
前面
(
むかひ
)
には一人の女に内を守らしめて、屈強の男四人左右に遠征軍を組織し、左翼を
狼藉組
(
ろうぜきぐみ
)
と称し、右翼を
蹂躙隊
(
じゆうりんたい
)
と称するも、実は金剛石の鼻柱を
挫
(
くじ
)
かんと
大童
(
おほわらは
)
になれるに
外
(
ほか
)
ならざるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むかひ(前面)の例文をもっと
(1作品)
見る
対
(逆引き)
坦々たる古道の尽くるあたり、
荊棘
(
けいきよく
)
路を
塞
(
ふさ
)
ぎたる原野に
対
(
むかひ
)
て、これが開拓を勤むる勇猛の徒を
貶
(
けな
)
す者は
怯
(
きよう
)
に
非
(
あ
)
らずむば惰なり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
訳者は今の日本詩壇に
対
(
むかひ
)
て、
専
(
もつぱ
)
らこれに
則
(
のつと
)
れと云ふ者にあらず、素性の然らしむる処か、訳者の同情は
寧
(
むし
)
ろ高踏派の上に在り、はたまたダンヌンチオ、オオバネルの詩に注げり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
むかひ(対)の例文をもっと
(1作品)
見る
對坐
(逆引き)
よし
人目
(
ひとめ
)
には
戀
(
こひ
)
とも
見
(
み
)
よ
我
(
わ
)
が
心
(
こヽろ
)
狂
(
くる
)
はねばと
燈下
(
とうか
)
に
對坐
(
むかひ
)
て、
成
(
な
)
るまじき
戀
(
こひ
)
に
思
(
おも
)
ひを
聞
(
き
)
く
苦
(
く
)
るしさ、
敏
(
さとし
)
はじめよりの一
念
(
ねん
)
を
語
(
かた
)
り、
切
(
せ
)
めてはあはれと
曰
(
のたま
)
へと
恨
(
うら
)
むに、
勿体
(
もつたい
)
なきことヽて
令孃
(
ひめ
)
も
泣
(
な
)
き
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
むかひ(對坐)の例文をもっと
(1作品)
見る
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むかっ
たい
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