“白水翁”の読み方と例文
読み方割合
はくすゐおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最早もはや夕陽せきやうに及びしゆゑ明日參るべしとて目録もくろくなど用意よういに及びけり抑々そも/\白水翁はくすゐおういふよく人の禍福くわふく吉凶きつきよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きよめ彼の白水翁はくすゐおうの方へ到りて頼みければ白水翁靱負に對ひ年れい生れし月日等を聞
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞ん爲斯來りしなり是非とも語り給へと云ひければ白水翁左程さほどに申さるゝことならば是非なきにより語り申さん先づ此よるときは其もとまさし給ふべしと申に靱負ゆきへ呵々から/\わらひ何人か世に生れて死せざるの道理だうりあらんや我幾年の後死するや白水翁はくすゐおう曰く今年死し給は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)