對面むかひ)” の例文
新字:対面
對面むかひかたには緑の※藥えうやくの上にわれ諸〻の大いなる魂をみき、またかれらをみたるによりていまなほ心に喜び多し 一一八—一二〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
若しこの堤の一側かたがは對面むかひかはより短かゝらずば、彼のことはしらねど、我は全く力盡くるにいたれるなるべし 三四—三六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そのひとりは我等より少しく上方うへにとゞまり、ひとりは對面むかひの岸にくだり、かくして民をその間にはさめり 三一—
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
くるまわが對面むかひにいたれるときいかづちきこえぬ、是に於てかかのたふとき民はまた進むをえざるごとく 一五一—一五三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かの選ばれし民、わが對面むかひなるかなたの岸の花と新しき草をはなれしとき 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)