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むかい
ふりがな文庫
“むかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迎
31.4%
向
28.6%
向家
17.1%
前面
5.7%
対
5.7%
対岸
2.9%
対門
2.9%
対向
2.9%
迎人
2.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迎
(逆引き)
とばかりはたと扇子落して見返りし、
凄艶
(
せいえん
)
なる目の
中
(
うち
)
に、一滴の涙宿したり。皆泣伏しぬ。
迎
(
むかい
)
の
俥
(
くるま
)
来たれば乗りて出でき。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかい(迎)の例文をもっと
(11作品)
見る
向
(逆引き)
と小突いて、
入交
(
いりかわ
)
って、
向
(
むかい
)
の生垣に押つけたが、蒼ざめた
奴
(
やっこ
)
の顔が、
赫
(
かッ
)
と燃えて見えたのは、
咽喉
(
のんど
)
を絞められたものである。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかい(向)の例文をもっと
(10作品)
見る
向家
(逆引き)
お
向家
(
むかい
)
の御門の暗い
軒燈
(
けんとう
)
の陰から、真白な、怖い顔をさし出して、こちらを見ている母親の顔が見つかった。
人の顔
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
むかい(向家)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
前面
(逆引き)
後押
(
あとお
)
しを加えたれども、なおいまだ
逮
(
およ
)
ばざるより、車夫らはますます発憤して、
悶
(
もだ
)
ゆる折から松並み木の中ほどにて、
前面
(
むかい
)
より
空車
(
からぐるま
)
を
挽
(
ひ
)
き来たる二人の車夫に出会いぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかい(前面)の例文をもっと
(2作品)
見る
対
(逆引き)
水神の森の
対
(
むかい
)
の方に
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
むかい(対)の例文をもっと
(2作品)
見る
対岸
(逆引き)
「いいえ、あの
娘
(
こ
)
だけは二た月ばかり前から、この
対岸
(
むかい
)
にいるんです。あなたでも
同
(
おんな
)
じですけれど、こんなになると、情合はまったく本当の親子と変りませんわ」
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
この
対岸
(
むかい
)
のどんな人のところにいるのであろう。
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
むかい(対岸)の例文をもっと
(1作品)
見る
対門
(逆引き)
園部が、その
対門
(
むかい
)
にいるみどりを
頓狂
(
とんきょう
)
な声で呼ぶのをきいて、帆村は何とは知らずハッとした。顔をあげてみると、どうしたというのだろう、川丘みどりの顔色が
真蒼
(
まっさお
)
だった。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「太陽の黒点なんか蹴っとばせ、てえんだ。——やあ、いいものを引っぱってきた」と機嫌のよいのは、仲間の一人で、星尾助教授の
対門
(
むかい
)
にいる慶応ボーイで水泳選手をやっている松山虎夫だった。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
むかい(対門)の例文をもっと
(1作品)
見る
対向
(逆引き)
さるも
老木
(
おいき
)
の春寒しとや、枝も幹もただ
日南
(
ひなた
)
に向いて、戸の外にばかり茂りたれば、広からざる小路の中を横ぎりて、枝さきは伸びて、やがて
対向
(
むかい
)
なる、二階家の窓に
達
(
とど
)
かんとす。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかい(対向)の例文をもっと
(1作品)
見る
迎人
(逆引き)
「どう遊ばしたんだろうね?」と障子をあけて
内
(
うち
)
に入りながら「
何
(
なん
)
なら
帳場
(
した
)
へそう言って、お
迎人
(
むかい
)
をね」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
むかい(迎人)の例文をもっと
(1作品)
見る
“むかい”の意味
《名詞:向》
向かい合っていること。正面に対すること。
道などをへだてて反対側にあること。またそのような家や建物、その家に住む人。
《名詞:迎》
むかい【迎い】
迎え。
《動詞》
「むかう」の連用形。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
むこう
むかひ
むけ
むかふ
むかう
むか
むけえ
むかっ
むかへ
むこ