“むけえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
向家50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でえ阿魔あまだ、夕飯ゆふめしなにやうありやしねえなんてな、ひとりでぐうづ/″\つてな、そんで與吉よきちこと何遍なんべんむけえつてな、さうすつとあの與吉よきち野郎やらうまた、いますぐ饂飩うどんふるまつてよこすとう
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
れてつてくろつちつたつておめえこたむけえるものもあんめえな」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「そんだがよ、あんましがられつとしめえにやむけえかれつとよ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「冗談じゃあねえぜ。あれを見な。もうとうに陽がかげって、お向家むけえの油障子にあかりがにじんでいるのだ。かれこれ一刻半いっときはんもぐっすりたかな。どうだった、夢は見たかえ」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)