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うすぐら
ふりがな文庫
“うすぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄暗
54.8%
微暗
28.0%
薄闇
9.7%
薄昏
2.2%
淡暗
1.1%
幽暗
1.1%
薄暮
1.1%
薄柔
1.1%
薄黒
1.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄暗
(逆引き)
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
には
余
(
あま
)
り人が
居
(
を
)
りませぬで、四五
人
(
にん
)
居
(
を
)
りました。
此湯
(
このゆ
)
は
昔風
(
むかしふう
)
の
柘榴口
(
ざくろぐち
)
ではないけれども、はいる
処
(
ところ
)
が
一寸
(
ちよつと
)
薄暗
(
うすぐら
)
くなつて
居
(
を
)
ります。
年始まはり
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うすぐら(薄暗)の例文をもっと
(50作品+)
見る
微暗
(逆引き)
云いたいことを云ってしまった女房は、やっと体が軽くなったので、
土間
(
どま
)
へおりて
燈
(
ひ
)
の
微暗
(
うすぐら
)
い処で、かたかたと音をさしはじめた。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
うすぐら(微暗)の例文をもっと
(26作品)
見る
薄闇
(逆引き)
火
(
ひ
)
は
乾燥
(
かんさう
)
した
藁束
(
わらたば
)
の
周圍
(
しうゐ
)
を
舐
(
ねぶ
)
つて、
更
(
さら
)
に
其
(
その
)
焔
(
ほのほ
)
が
薄闇
(
うすぐら
)
い
家
(
いへ
)
の
内
(
うち
)
から
遁
(
のが
)
れようとして
屋根裏
(
やねうら
)
を
偃
(
は
)
うた。それが
迅速
(
じんそく
)
な
火
(
ひ
)
の
力
(
ちから
)
の
瞬間
(
しゆんかん
)
の
活動
(
くわつどう
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
うすぐら(薄闇)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
薄昏
(逆引き)
それも
能
(
かな
)
はぬなら、チッバルトが
臥
(
ね
)
てゐやる
薄昏
(
うすぐら
)
い
廟
(
べう
)
の
中
(
なか
)
に
婚禮
(
こんれい
)
の
床
(
とこ
)
を
設
(
まう
)
けて
下
(
くだ
)
され。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
うすぐら(薄昏)の例文をもっと
(2作品)
見る
淡暗
(逆引き)
「ああそう」と虫の
呼気
(
いき
)
のように応えたが、サモきまりが悪そうに受け取って、
淡暗
(
うすぐら
)
い
洋燈
(
ランプ
)
の光ですかして見たが、「どうもありがとう」と迷惑そうに会釈する。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
出札の河合は
徒然
(
つれづれ
)
に東向きの
淡暗
(
うすぐら
)
い電信取扱口から
覗
(
のぞ
)
いては、例の子守女を相手に聞きぐるしい、恥かしいことを語りおうていたが、果てはさすがに口へ出しては言いかねるものと見えて
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
うすぐら(淡暗)の例文をもっと
(1作品)
見る
幽暗
(逆引き)
蚊帳ごしに
洩
(
も
)
れくる
幽暗
(
うすぐら
)
い豆ランプの
灯影
(
ほかげ
)
に映るその顔を、そっと知らぬ風をして細眼に眺めると、
凄
(
すご
)
いほど
蒼
(
あお
)
ざめた顔に色気もなく
束
(
つか
)
ねた束髪の
頭髪
(
あたま
)
がぼうぼうと
這
(
は
)
いかかっていた。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
うすぐら(幽暗)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄暮
(逆引き)
見て彼の旅人は驚きたる樣子にて小聲になり
貴娘
(
あなた
)
はお花樣にては無きや如何の
譯
(
わけ
)
で此家にと云れてお花は
薄暮
(
うすぐら
)
ければ
面貌
(
おもざし
)
は知れざれど我が名を呼は
不審
(
ふしん
)
なりと彼の旅人の顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
うすぐら(薄暮)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄柔
(逆引き)
決
(
けつ
)
して超凡の人では無い………としたら、
北側
(
きたがわ
)
のスリガラスの
天井
(
てんじやう
)
から
射込
(
さしこ
)
む柔かな光線………何方かと謂へばノンドリした
薄柔
(
うすぐら
)
い
光
(
ひかり
)
で、若い女の裸體を見てゐて
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
うすぐら(薄柔)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄黒
(逆引き)
渚に
蹲
(
しやが
)
んで洗ひ物をして居る女もあつた。
向
(
むか
)
ひの岸へ渡つて並木
路
(
みち
)
づたひに上流へ歩み
乍
(
なが
)
ら市街の方を眺めた時、
薄黒
(
うすぐら
)
くなつた古塔の険しい二つの
尖
(
さき
)
に桃色の温かい夕日が
当
(
あた
)
つて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
うすぐら(薄黒)の例文をもっと
(1作品)
見る
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うすくら
ほのくら
ほのぐら
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いうあん
くらき
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