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くらき
ふりがな文庫
“くらき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
暗黒
30.0%
幽暗
20.0%
久良岐
20.0%
久良幾
10.0%
久良支
10.0%
闇黒
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗黒
(逆引き)
暗黒
(
くらき
)
に住みなれたものは、
能
(
よ
)
く
暗黒
(
くらき
)
に物を見ると同じ事で、不自然なる境に
置
(
おか
)
れたる少年は
何時
(
いつ
)
しか
其
(
その
)
暗き不自然の底に
蔭
(
ひそ
)
んで居る黒点を認めることが出来たのだろうと思います。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
くらき(暗黒)の例文をもっと
(3作品)
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幽暗
(逆引き)
そして、三回目の繰り返しの時、
幽暗
(
くらき
)
には——の一節はほとんど聞えなかったが、次の、
日午
(
ひる
)
には——の一節に来ると、不思議な事には、同じ音色ながらも倍音が発せられた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
くらき(幽暗)の例文をもっと
(2作品)
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久良岐
(逆引き)
人生の門戸の正面から堂々と、唯、努力と勉学に依ってのみ通るものと極めている時代の例であったから、一般人の愛や同情に媚び
諂
(
へつら
)
うでもなかったのである。当時の川柳家阪井
久良岐
(
くらき
)
の句
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くらき(久良岐)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
久良幾
(逆引き)
遠州奥山郷の
久良幾
(
くらき
)
山には、
子生嵶
(
こうみたわ
)
と名づくる岩石の地が明光寺の後の峯にあって、天徳年間に山姥ここに住し三児を長養したと伝説せられる。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
くらき(久良幾)の例文をもっと
(1作品)
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久良支
(逆引き)
その後奥山に山姥が
久良支
(
くらき
)
山から出て来て、このかたわらに住んで神様の
衣
(
きぬ
)
を織り、それを献納していったから、この名になったのだというそうです。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
くらき(久良支)の例文をもっと
(1作品)
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闇黒
(逆引き)
忽ち前方の
闇黒
(
くらき
)
中に灯火が一点浮かび出た。人魂のように左右に揺れ、そのまま消えて闇となった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くらき(闇黒)の例文をもっと
(1作品)
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