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暗黒
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くらき
ふりがな文庫
“
暗黒
(
くらき
)” の例文
何思う間もなくたちまち
深井
(
しんせい
)
の
暗黒
(
くらき
)
におちたるこの身は、何の楽しみあり、何のかいありて、世に
永
(
なが
)
らえんとはすべき。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
暗黒
(
くらき
)
に住みなれたものは、
能
(
よ
)
く
暗黒
(
くらき
)
に物を見ると同じ事で、不自然なる境に
置
(
おか
)
れたる少年は
何時
(
いつ
)
しか
其
(
その
)
暗き不自然の底に
蔭
(
ひそ
)
んで居る黒点を認めることが出来たのだろうと思います。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
この生命は人の光なりき。光は
暗黒
(
くらき
)
に照る。
而
(
しか
)
して暗黒は之を悟らざりき。云々。
もの思う葦:――当りまえのことを当りまえに語る。
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“暗黒”の意味
《名詞・形容動詞》
暗黒(あんこく)
光がなく暗い状態。
現況や将来の見通しがつかず、心理的な不安を感じるさま。悪がはびこるなどして希望が持てないこと。失敗が続くなどして極度に自信を失った状態。
未知なこと。実態がよくわからないこと。
(出典:Wiktionary)
“暗黒(
闇
)”の解説
闇(やみ)とは、光の無い状態のこと日本国語大辞典/闇。暗闇(くらやみ)とも、暗黒とも。
(出典:Wikipedia)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
“暗黒”で始まる語句
暗黒公使
暗黒裡
暗黒の海
暗黒局
暗黒街
暗黒星
暗黒蔵
暗黒々
暗黒神
暗黒色