“暗黒裡”の読み方と例文
読み方割合
あんこくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐らく自分の使命が或る程度まで遂行(すいこう)され、而もそれ以上は最早や実現不可能であると看(み)て取った或る時期に、自ら刃(やいば)に伏してその屍(かばね)を金掘りのそれと同じ暗黒裡(あんこくり)に埋(うず)め
暗黒裡(あんこくり)に姿も見えず音も聞こえず動く魔のごとき影、ルパンは何をしていいのか見当もつかなくなって躊躇(ちゅうちょ)した。時計が沈黙の中(うち)から二時を打った。それがドーブレクの室(へや)の時計だと云う事は解った。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)