“あんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
闇黒65.1%
暗黒34.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし救われるにしたところが、そういう事をやって居るより早く日本に帰って世界にかの闇黒あんこくなるチベットの事情を紹介して貰いたい。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
彼らの手から手へと炬火きょかを受け継がせる。彼らは相次いで、闇黒あんこくにたいする神聖な戦いをなしてゆく。彼らの民衆の精神に引きずられる。
のこらずの品物がていねいに書きめられたとき、両親と二人の男がうちの中にはいった。そしてわたしたちの車はまた暗黒あんこくのうちにかれた。
かくて、かなりの暗黒あんこくをうねっていくと、やがてゆきどまりの岸壁がんぺきにぶつかった。あらかじめこうあることとは、石見守いわみのかみからもいわれてきた熊蔵くまぞう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)