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『三人兄弟』
ふりがな文庫
『
三人兄弟
(
さんにんきょうだい
)
』
まだ天子様の都が、京都にあった頃で、今から千年も昔のお話です。 都から二十里ばかり北に離れた丹波の国のある村に、三人の兄弟がありました。一番上の兄を一郎次と言いました。真中を二郎次と言い、末の弟を三郎次と言いました。兄弟と申しましても、十八 …
著者
菊池寛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」赤い鳥社、1919(大正8)年4月~6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
少
(
ちいさ
)
明
(
あけ
)
仰
(
お
)
可愛
(
かわ
)
怖
(
おそろ
)
生
(
お
)
覚
(
さま
)
下
(
もと
)
違
(
ちがい
)
上
(
あが
)
下
(
お
)
仰
(
おお
)
出
(
い
)
宿
(
とま
)
尤
(
もっとも
)
抱
(
かか
)
断
(
ことわ
)
昨日
(
さくじつ
)
私
(
わし
)
蔵
(
くら
)
角
(
つの
)
訴
(
うったえ
)
一間
(
いっけん
)
伴
(
とも
)
住
(
すま
)
体
(
からだ
)
大蛇
(
だいじゃ
)
己
(
おれ
)
後
(
のち
)
思付
(
おもいつき
)
悲
(
かなし
)
明日
(
あした
)
灯
(
あかり
)
畑
(
はた
)
直
(
すぐ
)
真直
(
まっす
)
眩
(
くら
)
肯
(
うなず
)
脊
(
せい
)
蓄
(
た
)
蛇
(
じゃ
)
見込
(
みこみ
)
誤
(
あやまり
)
誰
(
だれ
)
賑
(
にぎや
)
除
(
よ
)
願
(
ねがい
)
馳
(
か
)
一掴
(
ひとつか
)
一足
(
ひとあし
)
丈
(
たけ
)
中
(
うち
)
丹波
(
たんば
)
乞食
(
こじき
)
今宵
(
こよい
)
何処
(
どこ
)
俯
(
うつむ
)
俯伏
(
うつぶ
)
俺
(
おれ
)
側
(
そば
)
傍
(
そば
)
儲
(
もう
)
兄
(
にい
)
先
(
ま
)
出立
(
しゅったつ
)
初
(
はじめ
)
刳
(
えぐ
)
加茂
(
かも
)
勢
(
いきおい
)
勢揃
(
せいぞろ
)
可愛
(
かわい
)
合点
(
がてん
)
咳
(
せき
)
喰
(
く
)
噂
(
うわさ
)
塀
(
へい
)
夜
(
よ
)
大傷
(
おおきず
)
太刀
(
たち
)
婿
(
むこ
)
嬉
(
うれ
)
定
(
き
)
家
(
うち
)
容子
(
ようす
)
寐入
(
ねい
)
小躍
(
こおど
)
年寄
(
としより
)
幸
(
さいわい
)
床
(
とこ
)
彼方
(
かなた
)
後
(
あと
)
微
(
かす
)
思召
(
おぼしめ
)
思違
(
おもいちが
)
悴
(
せがれ
)
悶
(
もだ
)
手下
(
てした
)
担
(
かつ
)
指
(
さ
)
探
(
さが
)