おおかみをだましたおじいさん
北の国の、寒い晩方のことでありました。 雪がちらちらと降っていました。木の上にも、山の上にも、雪は積もって、あたりは、一面に、真っ白でありました。 おじいさんは、ちょうど、その日の昼時分でありました。山に、息子がいって、炭を焼いていますので …
作品に特徴的な語句
ぽう うえ たま いそ そく めん なか からだ そと いえ ほう 明日あした 燈火あかり こめ わか かた おど じゅう あいだ あたま 二人ふたり 人間にんげん 今夜こんや 仕事しごと おれ きた よろこ くに はたけ おお 威張いば 安心あんしん うち さむ 小屋こや やま かえ 平作へいさく とし あと 後悔こうかい 心配しんぱい おも 急所きゅうしょ 息子むすこ ふところ 日暮ひぐ はや 時分じぶん 晩方ばんがた 智慧ちえ あさ むら あん もり 横切よこぎ なげ ある ころ 気持きも みず ふか すみ とう 父親ちちおや ひと 猟師りょうし けもの 病気びょうき しろ かわ