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急所
ふりがな文庫
“急所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゅうしょ
50.0%
きふしよ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうしょ
(逆引き)
「
腕
(
うで
)
の
鉄砲傷
(
てっぽうきず
)
は
急所
(
きゅうしょ
)
がそれておるし、ただいま、
門人
(
もんじん
)
に
手当
(
てあて
)
をさせておるゆえ、べつだんなこともないようでござる」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、
弾
(
たま
)
は、
急所
(
きゅうしょ
)
をはずれたので、おおかみは、
雪
(
ゆき
)
の
上
(
うえ
)
に
跳
(
おど
)
り
上
(
あ
)
がって、
逃
(
に
)
げてしまいました。
おおかみをだましたおじいさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
急所(きゅうしょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きふしよ
(逆引き)
女中
(
ぢよちう
)
も
一荷
(
ひとに
)
背負
(
しよ
)
つてくれようとする
處
(
ところ
)
を、
其處
(
そこ
)
が
急所
(
きふしよ
)
だと
消口
(
けしぐち
)
を
取
(
と
)
つた
處
(
ところ
)
から、
再
(
ふたゝ
)
び
猛然
(
まうぜん
)
として
煤
(
すゝ
)
のやうな
煙
(
けむり
)
が
黒焦
(
くろこ
)
げに
舞上
(
まひあが
)
つた。
渦
(
うづ
)
も
大
(
おほき
)
い。
幅
(
はゞ
)
も
廣
(
ひろ
)
い。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
取出し
與
(
あた
)
へければ犬は尾を
振
(
ふり
)
悦
(
よろこ
)
び
喰居
(
くひゐ
)
るを
首筋
(
くびすぢ
)
を
掴
(
つか
)
んで
曳
(
えい
)
やつて
投
(
なげ
)
つけ起しも
立
(
たゝ
)
ず用意の
小刀
(
こがたな
)
を取出し
急所
(
きふしよ
)
をグサと
刺通
(
さしとほ
)
せば犬は敢なく
斃
(
たふ
)
れたり寶澤は
謀計
(
はかりごと
)
成りと犬の血を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
急所(きふしよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“急所”の意味
《名詞》
急 所(きゅうしょ)
体の中で大事なところ。
物事で重要なところ。
(出典:Wiktionary)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度
“急所”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
小川未明