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急所
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きゅうしょ
ふりがな文庫
“
急所
(
きゅうしょ
)” の例文
「
腕
(
うで
)
の
鉄砲傷
(
てっぽうきず
)
は
急所
(
きゅうしょ
)
がそれておるし、ただいま、
門人
(
もんじん
)
に
手当
(
てあて
)
をさせておるゆえ、べつだんなこともないようでござる」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、
弾
(
たま
)
は、
急所
(
きゅうしょ
)
をはずれたので、おおかみは、
雪
(
ゆき
)
の
上
(
うえ
)
に
跳
(
おど
)
り
上
(
あ
)
がって、
逃
(
に
)
げてしまいました。
おおかみをだましたおじいさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
上になり下にころげして、たがいに
致命的
(
ちめいてき
)
な
急所
(
きゅうしょ
)
をおさえつけようとしているうちに、
蛾次郎
(
がじろう
)
は竹童のからだへ
足業
(
あしわざ
)
をかけて、その
手
(
て
)
もとをぬけるや
否
(
いな
)
、パッとかけはなれて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれの
肉
(
にく
)
にふれた朱柄の先は、
穂
(
ほ
)
のほうではなくて
石突
(
いしづ
)
きであったから、
突
(
つ
)
きのばした片手の力ぐらいで、そう
苦
(
く
)
もなく死んでしまうはずはないし、またよほど
急所
(
きゅうしょ
)
でもなければ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“急所”の意味
《名詞》
急 所(きゅうしょ)
体の中で大事なところ。
物事で重要なところ。
(出典:Wiktionary)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度