“足業”の読み方と例文
読み方割合
あしわざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主殿助は、死にもの狂いに、足業あしわざを仕かけたが、助右衛門の声に駈け上がって来た兵たちが、忽ち、かれを高手小手にいましめた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胸いたへ一そう真額まびたいへ一太刀と、不破、奥田の打撃が加えられたが、それでもまだ小林平八郎は、仰向けに仆れながら、太刀を振り足業あしわざを働かせて
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして起き上がるところをまた、西門慶得意の足業あしわざらしく、武大のみぞおちを狙ってばっと蹴とばした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)