松山鏡まつやまかがみ
むかし越後国松の山家の片田舎に、おとうさんとおかあさんと娘と、おやこ三人住んでいるうちがありました。 ある時おとうさんは、よんどころない用事が出来て、京都へ上ることになりました。昔のことで、越後から都へ上るといえば、幾日も、幾日も旅を重ねて …
作品に特徴的な語句
なに せん まわ かか ゆび かぞ あらわ うたぐ 一心いっしん 三日みっか くだ にん 今日きょう なん はい 出来でき 四日よっか かた よる むすめ のち きゅう にち 時々ときどき ひま ぱい わか ごと はな かさ あいだ いただ 一月ひとつき 一間ひとま のぼ 世話せわ 二日ふつか 京都きょうと 人形にんぎょう いま 仕事しごと もと まえ つつ 医者いしゃ 十日とおか おな こま こえ 夕方ゆうがた おく 姿すがた 子供こども さび 寝込ねこ ちい 小声こごえ 山坂やまさか 山家やまが かえ ひら 幾年いくねん 幾日いくにち すわ にわ あと こころ 心配しんぱい おも いき かな した なぐさ ところ 手伝てつだ