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關
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かま
ふりがな文庫
“
關
(
かま
)” の例文
新字:
関
『さて
此
(
この
)
鼠
(
ねずみ
)
に
何
(
なに
)
を
話
(
はな
)
してやらうかしら?
大抵
(
たいてい
)
皆
(
みん
)
な
變
(
へん
)
な
事
(
こと
)
ばかりだが、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
話
(
はな
)
しても
關
(
かま
)
はないだらう』と
愛
(
あい
)
ちやんが
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
留紅草
(
るこうさう
)
、
樽形
(
たるがた
)
の花、その底にダナウスの娘たちが落ちてゐさうな花、人間の弱い心臟の血を皆
關
(
かま
)
はずに吸いこむため、おまへの唇には
痍
(
きず
)
がある。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
サン はて、
飼犬
(
いぬ
)
を
見
(
み
)
たゞけでも
向
(
むか
)
うてゆくわい。モンタギューの
奴等
(
やつら
)
と
見
(
み
)
りゃ、
男
(
をとこ
)
でも
女
(
をんな
)
でも
關
(
かま
)
うたことァない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
相手の身分に
關
(
かま
)
はず、男さへ見れば、クネクネと身體で表情をする、白粉の濃い女です。
銭形平次捕物控:255 月待ち
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
我々が行つたつて
些
(
ちつ
)
とも
關
(
かま
)
つちやくれない。だから僕みたいな者は、海や、山へ行くと、直ぐもう飽きちやつて、爲る事に事を缺いて自分で自分の批評を始めるんだ。其處へ行くと活動寫眞は可いね。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
再
(
ふたゝ
)
び
蓋
(
ふた
)
をとつた
時
(
とき
)
には
掃除
(
さうぢ
)
の
足
(
た
)
らぬ
風呂桶
(
ふろをけ
)
のなかには
前夜
(
ぜんや
)
の
垢
(
あか
)
が一
杯
(
ぱい
)
に
浮
(
う
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
其麽
(
そんな
)
ことには
關
(
かま
)
はずに
田植
(
たうゑ
)
の
同勢
(
どうぜい
)
はずん/\と
這入
(
はひ
)
つた。
彼等
(
かれら
)
は
殆
(
ほと
)
んど
只
(
たゞ
)
手拭
(
てぬぐひ
)
でぼちや/\と
身體
(
からだ
)
をこすつて
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
私
(
わたし
)
は
所有
(
あらゆる
)
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
を
驗
(
しら
)
べました、
堤防
(
どて
)
も
試
(
み
)
ました、それから
垣
(
かき
)
も』と
云
(
い
)
ひ
足
(
た
)
して、
鳩
(
はと
)
は
愛
(
あい
)
ちやんには
關
(
かま
)
はず、『けど
蛇
(
へび
)
は!
誰
(
だれ
)
でも
嫌
(
きら
)
ひだ!』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
サン うんにゃ、
如何
(
どう
)
爲
(
し
)
やがらうと
關
(
かま
)
ふものかえ。
俺
(
おれ
)
は
指
(
ゆび
)
の
爪
(
つめ
)
を
噛
(
か
)
んでくれう、それで
默
(
だま
)
ってゐりゃ
恥
(
はぢ
)
さらしぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
金太郎の死骸は、この前の三之助と同樣、江島屋の主人の嫌がるのも
關
(
かま
)
はず、一應江島屋の裏手の椽側に取込んで、佐久間町の伊保木家から、引取りに來るのを待つてをります。
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
彼等
(
かれら
)
の
石盤
(
せきばん
)
を
見越
(
みこ
)
せる
程
(
ほど
)
近
(
ちか
)
くに
居
(
ゐ
)
たので、
全然
(
すつかり
)
それが
分
(
わか
)
りました、『
併
(
しか
)
しそれは
何
(
ど
)
うでも
關
(
かま
)
はないわ』と
密
(
ひそ
)
かに
然
(
さ
)
う
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
カピ妻 わしに
物
(
もの
)
を
被言
(
おしゃ
)
んな、わしは
最早
(
もう
)
何
(
なに
)
も
言
(
い
)
ひますまいほどに。
好
(
す
)
きにしや、もう
其方
(
そなた
)
には
關
(
かま
)
ひませぬほどに。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
相變らず、地味で健康で、物事を最後の一線まで我慢することに馴れた伊太郎は、平次の思惑などには
關
(
かま
)
はず、春から秋にかけて、百姓が無限に欲しがる、草鞋などを作つてをりました。
銭形平次捕物控:285 隠れん坊
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あ、くたびれた。冷たいのでも
關
(
かま
)
ひませんから一杯」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
關
部首:⾨
19画
“關”を含む語句
關係
關節
機關
關西
關與
關東
無關係
玄關番
大關
交通機關
關係者
玄關
關羽
關係上
關所
關守
關山
關白
關八州
關兼元
...