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精力
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せいりよく
ふりがな文庫
“
精力
(
せいりよく
)” の例文
彼等
(
かれら
)
は
只
(
たゞ
)
多量
(
たりやう
)
に
嚥下
(
えんげ
)
することによつて
其
(
そ
)
の
精力
(
せいりよく
)
を
恢復
(
くわいふく
)
し
滿足
(
まんぞく
)
するのである。
牛
(
うし
)
や
馬
(
うま
)
でも
地上
(
ちじやう
)
に
軟
(
やはら
)
かな
草
(
くさ
)
の
繁茂
(
はんも
)
する
季節
(
きせつ
)
が
來
(
く
)
れば
自然
(
しぜん
)
に
乾草
(
ほしぐさ
)
や
藁
(
わら
)
を
厭
(
いと
)
ふやうになる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
どんなに
精力
(
せいりよく
)
を
消耗
(
せうかう
)
する
仕事
(
しごと
)
でも
可
(
い
)
いから、もう
少
(
すこ
)
し
積極的
(
せききよくてき
)
に
身體
(
からだ
)
を
働
(
はた
)
らかしたく
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
玉
(
たま
)
の
如
(
ごと
)
き
肩
(
かた
)
に、
柳
(
やなぎ
)
の
如
(
ごと
)
き
黒髪
(
くろかみ
)
よ、
白百合
(
しろゆり
)
の
如
(
ごと
)
き
胸
(
むね
)
よ、と
恍惚
(
くわうこつ
)
と
我
(
われ
)
を
忘
(
わす
)
れて、
偉大
(
ゐだい
)
なる
力
(
ちから
)
は、
我
(
わ
)
が
手
(
て
)
に
作
(
つく
)
らるべき
此
(
こ
)
の
佳作
(
かさく
)
を
得
(
え
)
むが
為
(
た
)
め、
良匠
(
りようしやう
)
の
精力
(
せいりよく
)
をして
短
(
みじか
)
き
時間
(
じかん
)
に
尽
(
つく
)
さしむべく
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
精力
(
せいりよく
)
はある、
覇氣
(
はき
)
はある、酒は
飮
(
い
)
ける、女には眼が無い、
平
(
ひら
)
ツたく謂ツたら頑固な利かぬ氣の
爺
(
じい
)
さんで、別の言で謂つたら身分の高い
野蠻人
(
やばんじん
)
である。其の
癖
(
くせ
)
馬鹿に
體面
(
たいめん
)
と
血統
(
けつとう
)
を重んじて。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
本當に、あの
壯
(
さか
)
んな
精力
(
せいりよく
)
が肉體的の弱さに征服されたのを見ることは悲しいことであつた。彼は自分の椅子に腰掛けてゐた——靜かに、しかしそれは休息の爲めではなく——明らかに期待して。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
あはれ
不滅
(
ふめつ
)
の
精力
(
せいりよく
)
に
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
其上
(
そのうへ
)
體質
(
たいしつ
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
精力
(
せいりよく
)
がつゞくから、
若
(
わか
)
い
血氣
(
けつき
)
に
任
(
まか
)
せて
大抵
(
たいてい
)
の
事
(
こと
)
はする。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
短躯
(
たんく
)
にひそむ
精力
(
せいりよく
)
の
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
宗助
(
そうすけ
)
はたゞ
惘然
(
ばうぜん
)
とした。
自己
(
じこ
)
の
根氣
(
こんき
)
と
精力
(
せいりよく
)
の
足
(
た
)
らない
事
(
こと
)
を
齒掻
(
はがゆ
)
く
思
(
おも
)
ふ
上
(
うへ
)
に、
夫程
(
それほど
)
歳月
(
さいげつ
)
を
掛
(
か
)
けなければ
成就
(
じやうじゆ
)
出來
(
でき
)
ないものなら、
自分
(
じぶん
)
は
何
(
なに
)
しに
此
(
この
)
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
迄
(
まで
)
遣
(
や
)
つて
來
(
き
)
たか、それからが
第
(
だい
)
一の
矛盾
(
むじゆん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“精力”の意味
《名詞》
精 力(せいりょく)
物事を成し遂げる活力。
性的な能力。
(出典:Wiktionary)
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“精力”で始まる語句
精力的
精力絶倫