“齒掻”の読み方と例文
新字:歯掻
読み方割合
はがゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助(そうすけ)はたゞ惘然(ばうぜん)とした。自己(じこ)の根氣(こんき)と精力(せいりよく)の足(た)らない事(こと)を齒掻(はがゆ)く思(おも)ふ上(うへ)に、夫程(それほど)歳月(さいげつ)を掛(か)けなければ成就(じやうじゆ)出來(でき)ないものなら、自分(じぶん)は何(なに)しに此(この)山(やま)の中(なか)迄(まで)遣(や)つて來(き)たか、それからが第(だい)一の矛盾(むじゆん)であつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)