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睡眠
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すいみん
ふりがな文庫
“
睡眠
(
すいみん
)” の例文
いよいよ探検するとなれば、往復に少なくとも三日の日数をついやさねばならない、十分なる
睡眠
(
すいみん
)
と、英気を養うために、早目に寝につく。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
人間の
睡眠
(
すいみん
)
時間もまた同じく、なにもなさずにいるという消極的作用にとどまらで、起きて大いに働く力を養う時である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「ありますよ、いくらでも、本当はお客さんは、これから食事をしてそれから
睡眠
(
すいみん
)
をとるといいんですが、その前に、
喜歌劇
(
きかげき
)
見物でもしましょうか」
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
誰
(
だれ
)
でも
左樣
(
さう
)
だが、
非常
(
ひじやう
)
に
憘
(
うれ
)
しい
時
(
とき
)
にはとても
睡眠
(
すいみん
)
などの
出來
(
でき
)
るものでない。で、
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
つたる
吾等
(
われら
)
の
仲間
(
なかま
)
は、それからまた
一室
(
ひとま
)
に
集
(
あつま
)
つて、
種々
(
しゆ/″\
)
の
雜談
(
ざうだん
)
に
耽
(
ふけ
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
露営
(
ろえい
)
の塲所亦少しく
平坦
(
へいたん
)
にして充分
足
(
あし
)
を
伸
(
の
)
ばして
睡眠
(
すいみん
)
するを得、且つ水に
近
(
ちか
)
く
炊煎
(
かんせん
)
に便なり、六回の
露営
(
ろえい
)
中
実
(
じつ
)
に此夜を以て
上乗
(
ぜう/\
)
となす、前水上村長大塚直吉君
口吟
(
こうぎん
)
して曰く
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
▼ もっと見る
汝等
(
なんじら
)
審
(
つまびらか
)
に諸の
悪業
(
あくごう
)
を作る。
或
(
あるい
)
は
夜陰
(
やいん
)
を以て
小禽
(
しょうきん
)
の家に至る。時に小禽
既
(
すで
)
に終日日光に浴し、
歌唄
(
かばい
)
跳躍
(
ちょうやく
)
して
疲労
(
ひろう
)
をなし、
唯唯
(
ただただ
)
甘美
(
かんび
)
の
睡眠
(
すいみん
)
中にあり。汝等飛躍してこれを
握
(
つか
)
む。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
何分激しい業務の
余暇
(
よか
)
に
睡眠
(
すいみん
)
時間を
盗
(
ぬす
)
んでは稽古するのであるから次第に寝不足が
溜
(
たま
)
って来て暖い所だとつい
居睡
(
いねむ
)
りが
襲
(
おそ
)
って来るので、秋の末頃から夜な夜なそっと
物干台
(
ものほしだい
)
に出て弾いた。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その顔色にゆうべの酒気がのこり、
寝
(
ね
)
てから何時間も経っていないしぶしぶした、そんな
睡眠
(
すいみん
)
不足の眼附だった。こういう幾日かを過してから、彼はこの男と納得ずくでわかれたのである。
生涯の垣根
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「よく考えてから、答えてくれたまえ。
睡眠
(
すいみん
)
時間はわずかに、四時間だよ。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
人間普通八時間
睡眠
(
すいみん
)
し、しかしてその間は意志も意識も中止するなら、意識の行わるるのは、一日中三分の二しかない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
母の肩は
紫
(
むらさき
)
に
腫
(
は
)
れて荷を負うことができない、チビ公は
睡眠
(
すいみん
)
の不足と過度の労働のために頭が
大盤石
(
だいばんじゃく
)
のごとく重くなり
動悸
(
どうき
)
が高まり息苦しくなってきた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
汝等
(
なんじら
)
審
(
つまびらか
)
に諸の悪業を作る。
或
(
あるい
)
は
夜陰
(
やいん
)
を以て
小禽
(
しょうきん
)
の家に至る。時に小禽
既
(
すで
)
に終日日光に浴し、
歌唄
(
かばい
)
跳躍
(
ちょうやく
)
して疲労をなし、
唯唯
(
ただただ
)
甘美
(
かんび
)
の
睡眠
(
すいみん
)
中にあり、汝等飛躍してこれを
握
(
つか
)
む。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
前檣
(
ぜんしやう
)
と
後檣
(
こうしやう
)
との
間
(
あひだ
)
を四五
回
(
くわい
)
も
往復
(
わうふく
)
する
内
(
うち
)
に
其
(
その
)
惡感
(
あくかん
)
も
次第
(
しだい
)
/\に
薄
(
うす
)
らいで
來
(
き
)
たので、
最早
(
もはや
)
船室
(
ケビン
)
に
歸
(
かへ
)
つて
睡眠
(
すいみん
)
せんと、
歩
(
あゆ
)
む
足
(
あし
)
は
今
(
いま
)
や
昇降口
(
しようかうぐち
)
を一
段
(
だん
)
降
(
くだ
)
つた
時
(
とき
)
、
私
(
わたくし
)
は
不意
(
ふい
)
に一
種
(
しゆ
)
異樣
(
ゐやう
)
の
響
(
ひゞき
)
を
聽
(
き
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はたしてそうならば、
睡眠
(
すいみん
)
中のいわゆる
夢魂
(
むこん
)
によっていわゆる
醒覚
(
せいかく
)
中の真意が
何処
(
いずこ
)
にありしかを
窺
(
うかが
)
うこともできる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
汝等
審
(
つまびらか
)
に諸の
悪業
(
あくごう
)
を作る。
或
(
あるい
)
は
夜陰
(
やいん
)
を以て
小禽
(
しょうきん
)
の家に至る。時に小禽
既
(
すで
)
に終日日光に浴し、
歌唄
(
かばい
)
跳躍
(
ちょうやく
)
して疲労をなし、
唯唯
(
ただただ
)
甘美
(
かんび
)
の
睡眠
(
すいみん
)
中にあり、汝等飛躍してこれを
握
(
つか
)
む。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
又動物の中にだってヒドラや
珊瑚
(
さんご
)
類のように植物に似たやつもあれば植物の中にだって食虫植物もある、
睡眠
(
すいみん
)
を
摂
(
と
)
る植物もある、
睡
(
ねむ
)
る植物などは毎晩
邪魔
(
じゃま
)
して睡らせないと
枯
(
か
)
れてしまう
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“睡眠”の解説
睡眠(すいみん、la: somnus、fr: sommeil、en: sleep)とは、眠ること、ねむり。「脳の意識レベルが低下して、視覚や聴覚などの感覚情報が脳に認識されなくなった状態」を指す。
日本睡眠学会などでは、「対象を哺乳類に限定すれば、人間や動物の内部的な必要から発生する意識水準の一時的な低下現象、これに加えて、必ず覚醒可能なこと」と定義している。
(出典:Wikipedia)
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
眠
常用漢字
中学
部首:⽬
10画
“睡眠”で始まる語句
睡眠剤
睡眠中
睡眠劑
睡眠者
睡眠瓦斯
睡眠解下剤