“上乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:上乘
読み方割合
じょうじょう75.0%
うわのり12.5%
うわの4.2%
じやうじよう4.2%
ぜう/\4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牡丹ぼたんに対し中国人は丹色たんしょくの花、すなわち赤色せきしょくのものを上乗じょうじょうとしており、すなわち牡丹に丹の字を用いているのは、それがためである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
毛剃けぞり九右衛門のような船頭ときもに毛の生えた上乗うわのりに差配をさせて、呂宋ルソン媽港マカオのあたりまで押し出させる一方、北条の運漕までも引受け
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
つい夏の取着とッつきに、御主人のいいつけで、清酒すみざけをの、お前様、沢山たんとでもござりませぬ。三樽みたるばかり船に積んで、船頭殿が一人、嘉吉めが上乗うわのりで、この葉山の小売みせへ卸しに来たでござります。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(僕いはく、勿論である)夏目漱石なつめそうせきの「硝子戸の中」なども、芸術的小品として、随筆の上乗じやうじようなるものだと思ふ。(僕いはくすこぶる僕も同感である)
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
露営ろえいの塲所亦少しく平坦へいたんにして充分あしばして睡眠すいみんするを得、且つ水にちか炊煎かんせんに便なり、六回の露営ろえいじつに此夜を以て上乗ぜう/\となす、前水上村長大塚直吉君口吟こうぎんして曰く
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)