“三樽”の読み方と例文
読み方割合
みたる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つい夏の取着とッつきに、御主人のいいつけで、清酒すみざけをの、お前様、沢山たんとでもござりませぬ。三樽みたるばかり船に積んで、船頭殿が一人、嘉吉めが上乗うわのりで、この葉山の小売みせへ卸しに来たでござります。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)