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丹色
ふりがな文庫
“丹色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にいろ
80.0%
たんしょく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にいろ
(逆引き)
そうして、その
丹色
(
にいろ
)
が、焔にあぶられた電車の架空線の電柱の赤さびの色や、焼け跡一面に散らばった煉瓦や、焼けた瓦の赤い色と
映
(
は
)
え合っていた。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蓋
(
ふた
)
が
打欠
(
ぶっか
)
けていたそうでございますが、
其処
(
そこ
)
からもどろどろと、その
丹色
(
にいろ
)
に
底澄
(
そこす
)
んで光のある
粘土
(
ねばつち
)
ようのものが
充満
(
いっぱい
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
丹色(にいろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
たんしょく
(逆引き)
牡丹
(
ぼたん
)
に対し中国人は
丹色
(
たんしょく
)
の花、すなわち
赤色
(
せきしょく
)
のものを
上乗
(
じょうじょう
)
としており、すなわち牡丹に丹の字を用いているのは、それがためである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
丹色(たんしょく)の例文をもっと
(1作品)
見る
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“丹色”で始まる語句
丹色塗櫛
検索の候補
牡丹色
丹色塗櫛
色丹草
色丹
丹赤色
色丹松
“丹色”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
柳田国男
和辻哲郎
泉鏡花
寺田寅彦