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にいろ
ふりがな文庫
“にいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
丹色
66.7%
新納
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹色
(逆引き)
光あるコバルト色の羽をした、首ばかりのような形の鳥が、
丹色
(
にいろ
)
の小魚を長い嘴のさきに
啄
(
つい
)
ばんで、水の上を飛び渡るというような
絵様
(
えよう
)
は、いまだかつて人の空想にも浮ばなかったと思う。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
屋根と屋根との間には、勾欄の灰色や壁の白色や柱・斗拱の類の
丹色
(
にいろ
)
や
雲形肘木
(
くもがたひじき
)
の黄色などがはさまっている。そのなかでも特に丹色は、突き出た軒の陰になるほど濃く、軒から離れるほど薄くなる。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
にいろ(丹色)の例文をもっと
(4作品)
見る
新納
(逆引き)
「それから——出口の、
新納
(
にいろ
)
殿のところへ、飛脚を出したいから、一人、急いで、寄越すようにと、問屋場へ、立寄って、註文して参れ、急ぐぞ」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
さっそく
御隠居所
(
ごいんきょじょ
)
に上がり、真壺の上品二個、惟新公に差上げたが、真壺をおねだりになった家康公は、すでに元和二年におかくれになり、
新納
(
にいろ
)
拙斎殿も慶長十七年に長逝し
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鬼武蔵といわれた
新納
(
にいろ
)
武蔵の城は、鹿児島の北十里、伊佐郡の大口村にある。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大目付
軍役
(
いくさやく
)
新納
(
にいろ
)
刑部
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
にいろ(新納)の例文をもっと
(2作品)
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