“雲形肘木”の読み方と例文
読み方割合
くもがたひじき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屋根と屋根との間には、勾欄の灰色や壁の白色や柱・斗拱の類の丹色にいろ雲形肘木くもがたひじきの黄色などがはさまっている。そのなかでも特に丹色は、突き出た軒の陰になるほど濃く、軒から離れるほど薄くなる。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)