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夢魂
ふりがな文庫
“夢魂”の読み方と例文
読み方
割合
むこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこん
(逆引き)
わが宿りたるは
恰
(
あたか
)
も木曾川の流に沿ひて、
室
(
へや
)
よりはその流の髣髴を見ることを得ざれども、水聲は近く枕に通ひて、
夢魂
(
むこん
)
極めて穩かなりき。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
はたしてそうならば、
睡眠
(
すいみん
)
中のいわゆる
夢魂
(
むこん
)
によっていわゆる
醒覚
(
せいかく
)
中の真意が
何処
(
いずこ
)
にありしかを
窺
(
うかが
)
うこともできる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
而
(
しか
)
して関翁の
夢魂
(
むこん
)
常に遊ぶキトウス山の西、石狩岳十勝岳の東、北海道の真中に当る方数十里の大無人境は、其奥の奥にあるのだ。翁の
迦南
(
カナン
)
は
其処
(
そこ
)
にある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
夢魂(むこん)の例文をもっと
(6作品)
見る
夢
常用漢字
小5
部首:⼣
13画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“夢”で始まる語句
夢
夢中
夢現
夢寐
夢幻
夢心地
夢想
夢路
夢殿
夢見
“夢魂”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
新渡戸稲造
幸田露伴
吉川英治
田山花袋