“夢魂”の読み方と例文
読み方割合
むこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが宿りたるはあたかも木曾川の流に沿ひて、へやよりはその流の髣髴を見ることを得ざれども、水聲は近く枕に通ひて、夢魂むこん極めて穩かなりき。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
はたしてそうならば、睡眠すいみん中のいわゆる夢魂むこんによっていわゆる醒覚せいかく中の真意が何処いずこにありしかをうかがうこともできる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しかして関翁の夢魂むこん常に遊ぶキトウス山の西、石狩岳十勝岳の東、北海道の真中に当る方数十里の大無人境は、其奥の奥にあるのだ。翁の迦南カナン其処そこにある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)