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すいみん
誰でも
左樣だが、
非常に
憘しい
時にはとても
睡眠などの
出來るものでない。で、
家に
歸つたる
吾等の
仲間は、それからまた
一室に
集つて、
種々の
雜談に
耽つた。
露営の塲所亦少しく
平坦にして充分
足を
伸ばして
睡眠するを得、且つ水に
近く
炊煎に便なり、六回の
露営中
実に此夜を以て
上乗となす、前水上村長大塚直吉君
口吟して曰く
汝等審に諸の
悪業を作る。
或は
夜陰を以て
小禽の家に至る。時に小禽
既に終日日光に浴し、
歌唄跳躍して
疲労をなし、
唯唯甘美の
睡眠中にあり。汝等飛躍してこれを
握む。