トップ
>
法師
>
ほふし
ふりがな文庫
“
法師
(
ほふし
)” の例文
面當
(
つらあて
)
がましく
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
らしい、
我勝手
(
われがつて
)
の
凡夫
(
ぼんぷ
)
の
淺
(
あさ
)
ましさにも、
人知
(
ひとし
)
れず、
面
(
おもて
)
を
合
(
あ
)
はせて、
私
(
わたし
)
たちは
恥入
(
はぢい
)
つた。が、
藥王品
(
やくわうぼん
)
を
誦
(
ず
)
しつゝも、
鯖
(
さば
)
くつた
法師
(
ほふし
)
の
口
(
くち
)
は
臭
(
くさ
)
いもの。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
法師
(
ほふし
)
らが
鬚
(
ひげ
)
の
剃杭
(
そりぐひ
)
馬
(
うま
)
つなぎいたくな
引
(
ひ
)
きそ
法師
(
ほふし
)
半
(
なから
)
かむ 〔巻十六・三八四六〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
十六夜
(
いざよひ
)
日記
(
につき
)
」の女詩人は、河畔に立つて
西行
(
さいぎやう
)
法師
(
ほふし
)
の昔をしのび、「
光行紀行
(
みつゆききこう
)
」の作者は、川が深く、流れがおそろしく、水がみなぎつて、
水屑
(
みくず
)
となる人の多いのにおびえてゐる。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
いや/\、よもや
其樣
(
そのやう
)
なこともあるまい、
不斷
(
ふだん
)
から
上人
(
しゃうにん
)
と
人
(
ひと
)
に
崇
(
あが
)
められた
彼
(
あの
)
法師
(
ほふし
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
眼
(
め
)
をひらきてすかし見れば、其の
形
(
さま
)
異
(
こと
)
なる人の、
背
(
せ
)
高く
痩
(
や
)
せおとろへたるが、顔のかたち、着たる衣の
色
(
いろ
)
紋
(
あや
)
も見えで、こなたにむかひて立てるを、西行もとより
三七
道心
(
だうしん
)
の
法師
(
ほふし
)
なれば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
自宅
(
うち
)
でもいゝつて言ひますから今日はお伴させて下さい、といふ。それはよかつたと私も思つた。今日はこれから九里の山奧、越後境
三國
(
みくに
)
峠の中腹に在る
法師
(
ほふし
)
温泉まで行く事になつてゐたのだ。
みなかみ紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
童
(
わらべ
)
やあ、あそこへ妙な
法師
(
ほふし
)
が来た。みんな見ろ。みんな見ろ。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
法師
(
ほふし
)
、馬上の騎士たちも照りつ乱れつ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
死人
(
しにびと
)
を
法師
(
ほふし
)
みちびき
如是
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
ロレ まゝ、
歸
(
かへ
)
らしめ。(藥瓶を渡し)さらば、
逞
(
たくま
)
しう
覺悟
(
かくご
)
して、
首尾
(
しゅび
)
よう
事
(
こと
)
を
爲遂
(
しと
)
げさッしゃれ。
予
(
わし
)
はまた
一
(
さる
)
法師
(
ほふし
)
に、
卿
(
おこと
)
の
殿御
(
とのご
)
への
書面
(
しょめん
)
を
持
(
も
)
たせ、
急
(
いそ
)
いでマンチュアまで
遣
(
や
)
りませう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
何
(
なん
)
と
難有
(
ありがた
)
い
信仰
(
しんかう
)
ではないか。
強
(
つよ
)
い
信仰
(
しんかう
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る
法師
(
ほふし
)
であつたから、
到底
(
たうてい
)
龍神
(
りうじん
)
如
(
ごと
)
きがこの
俺
(
おれ
)
を
沈
(
しづ
)
めることは
出來
(
でき
)
ない、
波浪
(
はらう
)
不能沒
(
ふのうもつ
)
だ、と
信
(
しん
)
じて
疑
(
うたが
)
はぬぢやから、
其處
(
そこ
)
でそれ
自若
(
じじやく
)
として
居
(
ゐ
)
られる。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此時
(
このとき
)
、一
方
(
ぱう
)
へロレンス
法師
(
ほふし
)
が
提燈
(
ちゃうちん
)
、
鶴嘴
(
つるはし
)
、
鋤等
(
すきとう
)
を
携
(
たづさ
)
へて
出
(
い
)
で
來
(
きた
)
る。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“法師”の意味
《名詞》
(仏教)仏法に精通し、その教えを広める僧侶。
僧形をした俗人。
(出典:Wiktionary)
“法師”の解説
法師(ほうし或いはほっし、のりのし、)は僧侶に対する呼称の1つ。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“法師”で始まる語句
法師蝉
法師武者
法師野
法師丸
法師髪
法師髮
法師姿
法師嶺
法師聟
法師輩