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『如是』
ふりがな文庫
『
如是
(
にょぜ
)
』
凶会日は凶会日と見て 病めるもの衰へしもの、 床の上にすなほに僵れ、 瓶の身は砕けてちりて、 滅亡に入らむ。 床の上に破れぬ、花瓶、 されどそが『こゝろ』は如何に、 すなほにと云へど、やさしき、 砕けにはあらず、はげしく 叫ぶを聞きぬ。 人 …
著者
末吉安持
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
葬
(
はう
)
上
(
へ
)
燭
(
そく
)
面
(
おも
)
死人
(
しにびと
)
滅亡
(
ほろび
)
花瓶
(
はながめ
)
火
(
ほ
)
呻吟
(
うめき
)
瓶
(
かめ
)
病
(
や
)
破
(
わ
)
僵
(
たふ
)
途
(
みち
)
黒牛
(
くろうし
)
運命
(
うんめい
)
題目
(
だいもく
)
観
(
み
)
蝋燭
(
ろうそく
)
破瓶
(
われがめ
)
砕
(
くだ
)
画師
(
えし
)
法師
(
ほふし
)
死相
(
しさう
)
揺
(
ゆ
)
夜
(
よ
)
刹那
(
せつな
)