“水音:みずおと” の例文
“水音:みずおと”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明3
吉川英治2
永井荷風2
三遊亭円朝1
泉鏡花1
“水音:みずおと”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
往来ゆきゝもとよりなし、山国の事でございますから木に当る風音かざおとと谷川の水音みずおとばかりドウードッという。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こいは、かわ水音みずおとくにつけて、あの早瀬はやせふちをなつかしくおもいました。
千代紙の春 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とうげ三島寄みしまよりの渚に、はばからず、ばちや/\と水音みずおとを立てるものがある。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
パチン! と、水音みずおとがして、ふなが、二、三ずんたかくはねあがりました。
川へふなをにがす (新字新仮名) / 小川未明(著)
鳥鳴き、花咲き、潺湲せんかんたる水音みずおとと静かな山嵐さんらん——、そして、機織はたおりの歌とおさの音がどこかにのんびりと聞こえている。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
銭湯せんとう今方いまがた湯を抜いたと見えて、雨のような水音みずおとと共にどぶからく湯気が寒月の光に真白まっしろく人家の軒下まで漂っている。
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
何所どこともなくすざまじい水音みずおとひびいてまいりました。
あのうしは、どうして水音みずおともたてずに、このいけおよいでいったろう? 百しょうは、とにかく子供こどもたちが無事ぶじなので、安心あんしんしました。
百姓の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)
竹林ちくりんのやみに、夜の風がサワサワゆれはじめると、昼はさまでに思えなかった水音みずおとが、いちだんとすごみをびてくる。——ことに今夜は、小屋のをともす者もなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洗物あらいものする水音みずおとも聞える。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私達わたくしたち辿たど小路こみちのすぐした薄暗うすぐら谿谷たにになってて、樹叢しげみなかをくぐる水音みずおとが、かすかにさらさらとひびいていましたが、せいか、その水音みずおとまでがなんとなくしずんできこえました。