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風音
ふりがな文庫
“風音”の読み方と例文
読み方
割合
かざおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざおと
(逆引き)
すると、どこからともなく、ザッ、ザッ、ザッ、ザッと草をなでてくるような
風音
(
かざおと
)
。つづいて、地を打ってくる
馬蹄
(
ばてい
)
のひびき。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると
風音
(
かざおと
)
の高まるが早いか、左から雪がしまいて参りました。わたくしは
咄嗟
(
とっさ
)
に半開きの傘を斜めに左へ廻しました。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
聞くだけでもう魂がかきむしられる思いのするその地獄のような
風音
(
かざおと
)
こそ、あたり一帯のむざんな光景に
睛
(
ひとみ
)
を点ずるものなのだが、その音のなかからは
ムツェンスク郡のマクベス夫人
(新字新仮名)
/
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
(著)
風音(かざおと)の例文をもっと
(8作品)
見る
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
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