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早朝
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さうてう
ふりがな文庫
“
早朝
(
さうてう
)” の例文
ロレ
冥加
(
みゃうが
)
あらせたまへ!
誰
(
た
)
れぢゃ、
此
(
この
)
早朝
(
さうてう
)
に、なつかしい
其
(
その
)
聲音
(
こわね
)
は? ほう、
若
(
わか
)
い
癖
(
くせ
)
に
早起
(
はやおき
)
は、
心
(
こゝろ
)
に
煩悶
(
わづらひ
)
のある
證據
(
しょうこ
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
御尋
(
おたづね
)
申さんと夫婦相談に及びたり扨翌日にもなりければ長八夫婦は
早朝
(
さうてう
)
より兩人して山崎町
乞丐頭長屋
(
がうむねながや
)
なる大橋文右衞門方へと志ざしてぞ出行ける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
文政十二年
(
ぶんせいじふにねん
)
三月二十一日
(
さんぐわつにじふいちにち
)
、
早朝
(
さうてう
)
より、
乾
(
いぬゐ
)
の
風
(
かぜ
)
烈
(
はげ
)
しくて、
盛
(
さかり
)
の
櫻
(
さくら
)
を
吹
(
ふ
)
き
亂
(
みだ
)
し、
花片
(
はなびら
)
とともに
砂石
(
させき
)
を
飛
(
と
)
ばした。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
早朝
(
さうてう
)
出立、又昨日の如く水中を
溯
(
さかのぼ
)
る、進むこと一里余にして一小
板屋
(
いたや
)
荊棘中
(
けいきよくちう
)
に
立
(
た
)
つあり、古くして半ば破壊に
傾
(
かたむ
)
けり、衆皆不思議に
堪
(
た
)
へす、余
忽
(
たちま
)
ち刀を
抜
(
ぬ
)
きて席にて
作
(
つく
)
れる
扉
(
とびら
)
を
切
(
き
)
り
落
(
おと
)
し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
此處
(
こヽ
)
に
捨
(
す
)
てられて
取
(
とり
)
のこされん
我
(
われ
)
、いでや
出立前
(
しゆつたつまへ
)
の一
目
(
め
)
をと
心
(
こヽろ
)
に
願
(
ねが
)
ひしが、
空
(
むな
)
しく
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
ずに
明日
(
あす
)
の
早朝
(
さうてう
)
と
恨
(
うら
)
めしき
便
(
たよ
)
り、
今
(
いま
)
は
何
(
なに
)
も
捨
(
す
)
てヽ一
日
(
にち
)
病氣
(
びやうき
)
と
伏
(
ふ
)
しけるが、
戀
(
こひ
)
に
亂
(
みだ
)
るヽ
心
(
こヽろ
)
あはれ
悲
(
かな
)
しくも
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
上げ
柏原
(
かしはばら
)
と申す所へ用有つて
早朝
(
さうてう
)
より罷り出しなりと申立れば越前守殿
疵所
(
きずしよ
)
は如何なりしやと申さるゝに憑司娘は
肩先
(
かたさき
)
より切付られ疵は數ヶ所ござりまして
首
(
くび
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
既
(
すで
)
に、
大地震
(
おほぢしん
)
の
當夜
(
たうや
)
から、
野宿
(
のじゆく
)
の
夢
(
ゆめ
)
のまださめぬ、
四日
(
よつか
)
の
早朝
(
さうてう
)
、
眞黒
(
まつくろ
)
な
顏
(
かほ
)
をして
見舞
(
みまひ
)
に
來
(
き
)
た。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
早朝
(
さうてう
)
出立、
尾瀬
(
おせ
)
の大原野を
経過
(
けいくわ
)
し燧山麓に
至
(
いた
)
る、目的とする所の尾瀬沼は
眼眸
(
がんばう
)
に
入
(
い
)
り来らず、燧山麓一帯の山脈
横
(
よこた
)
はれるを以て、之を
経過
(
けいくわ
)
すれば沼に
到
(
いた
)
るを
得
(
う
)
るならんと
察
(
さつ
)
し、又険山を
攀登
(
ばんとう
)
す
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
“早朝”の意味
《名詞》
早 朝 (そうちょう)
朝早く。
(出典:Wiktionary)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
“早”で始まる語句
早
早速
早々
早業
早晩
早稲田
早熟
早合点
早鐘
早苗