“さうてう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
早朝85.7%
巣兆14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政十二年ぶんせいじふにねん三月二十一日さんぐわつにじふいちにち早朝さうてうより、いぬゐかぜはげしくて、さかりさくらみだし、花片はなびらとともに砂石させきばした。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
早朝さうてう出立、又昨日の如く水中をさかのぼる、進むこと一里余にして一小板屋いたや荊棘中けいきよくちうつあり、古くして半ば破壊にかたむけり、衆皆不思議にへす、余たちまち刀をきて席にてつくれるとびらおと
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
蓬平作ほうへいさく墨蘭図ぼくらんづ一幀いつたう司馬江漢作しばかうかんさく秋果図しうくわづ一幀、仙厓せんがいさく鐘鬼図しようきづ一幀、愛石あいせき柳陰呼渡図りういんことづ一幀、巣兆さうてう樗良ちよら蜀山しよくさん素檗そばく乙二等おつじらの自詠を書せるもの各一幀、高泉かうせん慧林ゑりん天祐等てんいうらの書各一幀
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)