旧字:懷紙
もし倉地さんが家に来ていたら、わたしから確かに返したといってこれを渡してください(そういって葉子は懐紙に拾円紙幣の束を包んで渡した)
お雪は懐紙でわたくしの額と自分の手についた血をふき、「こら。こんな。」と云って其紙を見せて円める。
“懐紙”の意味
“懐紙”の解説
懐紙(かいし、ふところがみ)とは、懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙のことである。手にして持ち歩いている紙という意味で手紙(てがみ)ともいう。
平安貴族から現代一般人にいたるまでメモ用紙、ハンカチ、ちり紙、便箋などの様々な用途で使われてきた(和紙#平安時代の紙文化も参照)。今日では、和装の際や和食の中でも特に会席料理などの改まった席、茶道の席などで使用することが多い。
(出典:Wikipedia)
平安貴族から現代一般人にいたるまでメモ用紙、ハンカチ、ちり紙、便箋などの様々な用途で使われてきた(和紙#平安時代の紙文化も参照)。今日では、和装の際や和食の中でも特に会席料理などの改まった席、茶道の席などで使用することが多い。
(出典:Wikipedia)