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斬口
ふりがな文庫
“斬口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きりくち
75.0%
てぐち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりくち
(逆引き)
俯向
(
うつむ
)
けに横倒おしになった二つの死骸の
斬口
(
きりくち
)
を確かめるかのように、平馬はソロソロと近付いた。それから
懐紙
(
ふところがみ
)
を出して刀を拭い納めると
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
兵馬が金蔵の
死骸
(
しがい
)
を見て
衷心
(
ちゅうしん
)
から驚いたのは、その死にざまが怖ろしいからではない、また彼の身の成る果てを
不憫
(
ふびん
)
と思いやったからというのでもない、その
斬口
(
きりくち
)
の
鮮
(
あざや
)
かさ! 心得ある人より見れば
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
斬口(きりくち)の例文をもっと
(3作品)
見る
てぐち
(逆引き)
「ここまで登ってくる途中でも、
犠牲
(
にえ
)
になった幾人もの
斬口
(
てぐち
)
をみたが、汝、あたら
天禀
(
てんぴん
)
の才腕をもって、時勢の反抗児となり、幕府の
走狗
(
そうく
)
になって、無為に終るのはつまらんではないか」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬口(てぐち)の例文をもっと
(1作品)
見る
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“斬”で始まる語句
斬
斬殺
斬新
斬罪
斬死
斬合
斬首
斬尖
斬奸
斬込
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樋口被斬
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中里介山
吉川英治
夢野久作