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告
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の
ふりがな文庫
“
告
(
の
)” の例文
「豐葦原の千秋の長五百秋の水穗の國は、いたくさやぎてありなり
二
」と
告
(
の
)
りたまひて、更に還り上りて、天照らす大御神にまをしたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
西行いよよ恐るる色もなく座をすすみて、君が
告
(
の
)
らせ給ふ所は、人道のことわりをかりて
六九
慾塵
(
よくぢん
)
をのがれ給はず。遠く
辰旦
(
もろこし
)
をいふまでもあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
かつて、山神の
社
(
やしろ
)
に
奉行
(
ぶぎょう
)
した時、
丑
(
うし
)
の
時
(
とき
)
参詣
(
まいり
)
を谷へ
蹴込
(
けこ
)
んだり、と
告
(
の
)
った、大権威の摂理太夫は、これから発狂した。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
越え
千年
(
ちとせ
)
経
(
ふ
)
る 宮居が址に なづさへば
念
(
も
)
ひのことごと よろづ代に
念
(
も
)
ひ
告
(
の
)
らすごと
仄暗
(
ほのくら
)
の 高どのぬちに
霊
(
くす
)
しくも 光りいませる
救世
(
くせ
)
のみほとけ
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
半紙七枚に鐵筆で細かく書いた「水上瀧太郎君に與ふ」といふ文章に次郎生と名
告
(
の
)
つた人から難詰状を受取つた時に、ふと自分の腦裡に浮んだ安價なる詭辯である。
貝殻追放:007 愚者の鼻息
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
▼ もっと見る
ラフカディオハーン——帰化して日本の名を小泉八雲と名
告
(
の
)
った文豪の意見によると、人間の草木や小動物に対する愛情の有無というものは先天的な天性によるもので
愉快な教室
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
下毛野
(
しもつけぬ
)
安蘇
(
あそ
)
の
河原
(
かはら
)
よ
石
(
いし
)
踏
(
ふ
)
まず
空
(
そら
)
ゆと
来
(
き
)
ぬよ
汝
(
な
)
が
心
(
こころ
)
告
(
の
)
れ 〔巻十四・三四二五〕 東歌
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
少女
(
をとめ
)
らに
己
(
おの
)
が名を
告
(
の
)
り
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ここにその足名椎の神を
喚
(
め
)
して
告
(
の
)
りたまはく、「
汝
(
いまし
)
をば我が宮の
首
(
おびと
)
に
任
(
ま
)
けむ」と告りたまひ、また名を
稻田
(
いなだ
)
の
宮主
(
みやぬし
)
須賀
(
すが
)
の
八耳
(
やつみみ
)
の神と負せたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
そも
四九
保元
(
ほうげん
)
の
御謀叛
(
ごむほん
)
は
五〇
天
(
あめ
)
の
神
(
かみ
)
の教へ給ふことわりにも
違
(
たが
)
はじとておぼし立たせ給ふか。又みづからの
人慾
(
にんよく
)
より
計策
(
たばか
)
り給ふか。
詳
(
つばら
)
に
告
(
の
)
らせ給へと
奏
(
まう
)
す。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
容顔が美麗なで、
気後
(
きおく
)
れをするげな、この
痴気
(
たわけ
)
おやじと、媼はニヤリ、「鼻をそげそげ、思切って。ええ、それでのうては、こな
爺
(
じじ
)
い、人殺しの
解死人
(
げしにん
)
は
免
(
のが
)
れぬぞ、」と
告
(
の
)
り
威
(
おど
)
す。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おのもおのものりたまひ
竟
(
を
)
へて後に、その妹に
告
(
の
)
りたまひしく、「
女人
(
をみな
)
先立
(
さきだ
)
ち言へるはふさはず」とのりたまひき。然れども
隱處
(
くみど
)
に
興
(
おこ
)
して
子
(
みこ
)
水蛭子
(
ひるこ
)
を生みたまひき
九
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
汝、
六五
家を出でて
仏
(
ほとけ
)
に
婬
(
いん
)
し、
六六
未来
(
みらい
)
解脱
(
げだつ
)
の利慾を願ふ心より、
六七
人道
(
にんだう
)
をもて
因果
(
いんぐわ
)
に引き入れ、
六八
堯舜
(
げうしゆん
)
のをしへを
釈門
(
しやくもん
)
に
混
(
こん
)
じて
朕
(
われ
)
に説くやと、御声あららかに
告
(
の
)
らせ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「
騷
(
さわ
)
ぐな、おのれ
等
(
ら
)
——
鎭
(
しづ
)
まれ、
鎭
(
しづ
)
まれ。」と
告
(
の
)
つて
壓
(
お
)
すやうであつた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“告”を含む語句
密告
報告
告別
広告
告白
忠告
名告
宣告
御告
告口
布告
警告
告訴
告知
告文
諭告
勧告
誣告
春告鳥
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