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気後
ふりがな文庫
“気後”の読み方と例文
旧字:
氣後
読み方
割合
きおく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きおく
(逆引き)
元三
(
ウォンサミ
)
爺は何やら話したげに心持ち立ち止りかけたが、白い眼を光らせるつれの男に
気後
(
きおく
)
れがして、そのままへーと笑ってついて行った。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
翌朝、約束の時間に先生が見えると、伸子は、いよいよ愚かな
気後
(
きおく
)
れを感じた。いっそ、病気にでもなってしまいたい気がした。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
戦争が済んで、遠くから戻つて来たものには、どの人間にもかうした一種の
気後
(
きおく
)
れがあるのではないかと思へた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
気後(きおく)の例文をもっと
(12作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
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気
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