“後生気”のいろいろな読み方と例文
旧字:後生氣
読み方割合
ごしょうぎ80.0%
ごしょうっけ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘がまた後生気ごしょうぎを出して、元の持主に返そうとするのは解り切っているから、わざと偽物の御墨付をこさえて娘につかましたのだ。
「そうだ、お十夜だ。十手とお縄をあずかっている商売でも、年をとると後生気ごしょうぎが出る。お宗旨じゃあねえが、今夜は浅草へでも御参詣に行こうかな」
半七捕物帳:18 槍突き (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「ねえ、島抜けの——まさか、おまはん、本気で、うちへ連れてもどすの何のといっているのではあるまいね——若し、そんな後生気ごしょうっけを出したのなら、大馬鹿ものだ」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)