“後生観”の読み方と例文
読み方割合
ごしょうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在の後生観ごしょうかんは、いずれの島でも漠然ばくぜんとし、また村ごとの差異も著しいようであり、一方にはまた二種幽界ゆうかいの思想が起こって、かなりの混乱を与えてもいるが
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
早い話が南の島々の後生観ごしょうかんなどはその一例で、ここには仏法の指導力が存外に弱かったために、新らしい観念は起こらず、古くからあったものは消え放題で、あの世という言葉は有りながら
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)